テレワークレコーディングという事に、初めてチャレンジしました。

「そんな事、出来るのか」と、

アナログな私は、当初は、もちろんそう思ったわけです。

新しい時代の音楽の作り方でしょうか。

会わなくても、血が通った歌にするためには、どうしようか。

会ってダラダラ喋るよりも(それも大事だし、基本は好きなのですが、、)

歌に対して、愛情かければかけるほど、

同じ作品を作って下さる方と、沢山電話をしたり、

自分が想いを馳せて集中する力は、今までよりもずっと濃い気がします。

いいんだか、わるいんだか、

手探りだけど。。

今出来る事をしっかりと、

古関裕而先生の楽曲に取り組みました。




https://youtu.be/41yKic7whA4



まもなく発売になるベストアルバムのラストに、「歌謡ひろしま」という幻の作品を録音しました。



この曲は、古関裕而先生が終戦の翌年につくられた楽曲です。

今、ずっと連ドラで流れている古関裕而先生の作品。

この楽曲が出来てから、一度もレコードにならなかった事、
何故、私のもとに届いたのかと思う事、

わかる範囲で、色々と調べました。

私は、音を作るということに対して、とても頑固ですから、、
「こういこう!」と自分が納得が出来るまで、とても時間がかかります。

特に、このwithコロナの時代、レコーディングも特別でした。

何度か、リモートで会議をして、会わなければ進まないところは、最低限で会って。

大阪でピアノを録音して、ストリングスはそれぞれのご自宅で録音をお願いし、
ミックスをして、
それで、歌を録っていくというスタイル。

こういうレコーディングは勿論、初めてです。

最初は、正直、全体像がわからないし、せーので録音出来ない事に対して、

納得いくものを録音することは「無理」なのでは。と思った瞬間もありました。

レコーディングスタッフ、みんなそう思ったと思います。

でも、私たちは、黙々と歌をつくっていきました。
離れているぶん、尚更、各々自分との闘いだったのです。

歌の録音が終わり、出来上がった最終の音を聴いた時、今まで感じた事がないくらいの、「楽曲への感謝」や「仲間たちのあたたかさ」を感じました。

逢えないぶんだけ、想いが詰まっています。

そして、歌をつくって下さいました作詩、作曲への敬意、
そして、ようやく歌で時代が繋がり、それは、もしかすると、
私がこれから、やらなければいけない事が幾つも幾つもあるのだと痛感させられたタイミングだと思うのです。

歌える機会が少ない事は勿論寂しくてしょうがないです。

けれども、ここで私は、歌と離れない大きな力を与えられたと思うのです。

リモートでのレコーディングの秘話は、近々、YouTubeでご覧いただこうと思っています!!

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8月6日。この日は、どうしても歌わなくてはならない歌があります。

「一本の鉛筆」

最後の詩に、「人間のいのちと私は書く」という言葉があります。

あの日、広島で、そしてその頃、日本中で、世界中で、多くの命がなくなりました。

今、私たちが出来る事は、今日を生き抜くことです。

先日、訪れたお店には、いくつもいくつも時計がありました。

とても古いものです。

幾時代をも見てきたであろう時計です。



時代は、どう移ろうと、どんな世の中に変わろうと、変わってはならないものがあり、

与えられた命を、大切に今日を生きたいです。

「一本の鉛筆」と重なる思いを、ベストアルバムの最後に「歌謡ひろしま」という曲を録音しました。

戦後翌年に作られたこの歌は、復興とレクイエムが重なります。

古い時計のように、私が歌い続ける限り、いや、もし私が居ない時代になったとしても、

歌が生き続けてほしいと思いながら、吹き込みました。

明日さえもわからぬ時代。

皆さんも、そして私も、
疲れすぎたりしませんように。。。

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