日本の伝統的技法「千切り」について書きます。
「千切り(ちぎり、ちきり)」と言い、
古来から「一度離れたものを繋ぎとめる」「繋ぎ続ける」という意味合いとして割れて離れた部分や離れていた部分にそれ以上の割れや離れを生じさせない為の装飾を兼ねた埋木として用いられてきました。
「契り」に係けられているのかは定かではないですが、人と人、木と木の違いを除けば非常によく似たもので
木工に携わってない方達には単なるリボン型に見えてしまうものだと思いますが、実は深い深い意味や役割を持っているのがこの「千切り」です。
繋がりや巡り会いなど人と人との関係を象徴する日本独自のものですね。
勿論、温故知新の職人集団笹川建築&SASAKAGUもお得意ですo┐ペコリ
