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次郎風来

風の吹くまま気の向くままに書きたい
わがままな私のブログ。「詩」が中心のブログです。

 


 俺は
 バンカラだと
 人から言われて来た。

 みんなはどう思う?

 それはナゾだな。

 この写真。

 

 

(注)こんな時も有りました(20代です)!

次郎唄う。

 

 

 学生時代の俺。

 柔道一筋で来た俺のうたう歌は

 「姿三四郎」。

 一升瓶を持っては友と語り明かした。

 読む本は司馬遼太郎。

 そして
 いつも下駄をはいていた。

 今でも友達は

 俺を
 バンカラの 風来と言っている。


 

 

 


俺はかつて野獣だった。


これは俺が野獣になる前の可愛い俺。
なぜかいつも母といっしょだった。

写真は中学校三年生。
柔道の初段をとりようやく黒帯をしめることができた。

 

 

 

初段
 

 

 

そしてアップの写真の俺。
高校二年生の俺は、この頃は人間ではなく野獣だった。
 
俺の得意技は逆の一本背負い。
俺の技が決まる時には一瞬だった。
 
皆に一目おかれる一本背負いの俺だった。
 
三年生になると俺は副部長をつとめた。
 

野獣1

 

 

俺の目を見てくれ中学生の時の可愛い目をしていない!

 

 

 
勝負師の目だ!
 
俺は高校二年生の時に二段をとった。
 
高校の練習は厳しくて夏までに身体作りが基本となる。
夏を超えて初めて先輩達と互角で闘える。
 
俺の高校の柔道部は強かった。

 

俺が入学したばかりの一年生の時には三年生が団体戦で新潟県で優勝して全国大会に出場した。

 

 
練習は厳しかった。
準備運動で腕立て伏せ200回があたりまえ。
 
練習の後はえんぴつも震えて落ちてしまった。
 
現在はようやく人間になれた。
人間になった俺の名前は次郎風来。
 
 
※付録(グリコのおまけのようなものです)※
 怖い思いをさせてごめん!

 

付録に同じ高校時代で試合に向かう笑顔の俺の写真を掲載した。


笑顔の俺



 

次郎風来。

 

 

 

 

 

 

 

      文字を
      拾い
 
      拾いし
      文字を連ね
      
      文を作る。
      

      文には力が有る。

 

 

      人に生きる勇気と希望を与える文。
 
      人をあざむき不幸に向かわしめる文。
 
      人の心を和ませ安心を与える文。
 
      人を苦しめ地獄のどん底に突き落とす文。

瑞々しい
 
      文には力がある。
 
      今宵
      あなたは
      誰のため
      何を目的として
 
      文字を拾っているのか。
 
 

文
 

 


 
※私の大好きな島崎藤村の詩です。 
  この詩に接する度に私の小さな胸がキュンとなるのです。

 
 
 
※私が抱く胸キュンは、清楚で甘く切なく哀しい感覚なのです。

 
 
  それと同様な感覚、感情を得る小説が有るのです。
 
   その小説とは川端康成「伊豆の踊子」
  そして伊藤左千夫「野菊の墓」なのです。
 
 
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初恋

 

 

まだあげ初 (そ) めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
 
前にさしたる花櫛 (はなぐし) の
花ある君と思ひけり
 

リンゴの花2

 

 
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅 (うすくれなゐ) の秋の実 に
人こひ初 (そ) めしはじめなり
 
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌 (く) みしかな
 

リンゴの花2

 

 
林檎畑の樹 (こ) の下に
おのづからなる細道は
誰 (た) が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
 
 
 


   まどろみの中に..................。
          
 
          アイツがいた
 
               アイツもいた

 
   おぼろげに

       かすかに 見える
 
              懐かしい 二人
 

 

 

 

 
   あゝ
 
   幼い時のままだ..........................................。



   優しい風が

           三人を
 
                 包み込んだ。
 
 
 
   あゝ
 
   このまま........................。


   私は
 
     まどろみの中に居たいと
 
                   思ったのだ。
 
 
 
 
 
 
次郎風来。