最後かも、のGW | 笹井恵里子のブログ

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執筆は苦手、でも企画立案と取材が大好きなジャーナリストです。

 飲食店を経営する同世代の女性が「社会人になって初めてGW休暇をとって(お店を閉めて)島に旅行に行きます!」とメールがあり、うらやましー! と思いました。親しくしている方だし、普段どんなにがんばっているかも知っているので、心から楽しんできてね! と思うものの、やっぱりうらやましい(笑)。

 

 私はといえば、GWは5年目となる本の執筆、、。普段はどうしても「普段の仕事」に追われてしまうので、毎年GWの期間を本の執筆にあてています。

 2019年のGWは「救急車が来なくなる日」(NHK新書)8月10日発売を控え、救急医療を密着取材&そして合間に原稿を書いていました。

 2020年のGWは「室温が2度あがると〜」(光文社新書)を書き始め、こちらは同年10月発売だったので余裕があったのですが、この年はGW明け締め切りの雑誌の特集が大変でした。

 2021年のGWは「潜入・ゴミ屋敷」(中公ラクレ・7月7日発売)の全原稿をGW明けに渡す約束だったので、取材と執筆に追われまくっていました。

 昨年2022年のGWは、「徳洲会 コロナと闘った800日」(6月23日発売)の原稿書き。追い詰められているというレベルではなく、1日も1時間も無駄にできない、もうほんとに大変な日々でした。

 

 そして今年は6月発売の児童書はすでに原稿を書きおわり、ゲラも戻したのでほぼ終わり。なのですが、9月に新書を発売する予定なので、その原稿を書かないといけないのです。まだ1文字も書いていませんが、理想としては5月末に全原稿アップ、最大でも6月上旬には終わらせないと。しかもまだ取材中ですしあせるさらに、GW明けが締め切りという雑誌の特集を新たに受けてしまったので、GW中はこちらの取材と原稿書きも進めることになりました…。

 

 また今年は、娘が高校3年で受験生。一度も「勉強しなさい」と言ったことはない…どころか、「もういい加減、勉強やめたら?」と言っているくらいなのですが(笑)、半年前くらいから鬼気迫る様子で、寝ている時間以外はすべて勉強にあてている彼女。もちろんGWも朝から晩まで勉強するんだそう…。

 その後ろ姿を見ながら、第一志望に合格した場合は遠方の大学なので、今年が一緒に過ごせる最後のGWになるかも…と感傷的になっています。

「GW中、おいしいごはん作るから、せめて食事の時間は楽しく過ごそうよ」と今朝声をかけると、「うん!」と元気よく返事をしてくれたのですが、娘の視線は手元のテキストにありました(笑)。