なかなか聞くことのない話をしましょうか。
キョーミねーよってお方はスルーでどんぞ。o(^▽^)o
キョーミあるかも~ってお方だけどんぞ聴いてやって下さいまし。
さて、ささらのじーちゃんが亡くなって今日で三七日(みなぬか)になります。
つまり21日目。
七七日と言えばどなたでもご存じ『四十九日』で、身内縁者などで供養会をしますな。
仏教では初七日・二七日・三七日・・・と1週間ずつ供養をしていきます。
大抵初七日は告別式の日に同時にやってしまったり、四十九日までの法要は省かれたりしていると思います。
省いてなかったらごめーんね。(^▽^;)
人は死んだらどこへ行くのか?行った人しか解りませんけどもね。
三途の川を渡ってお花畑??
いえいえ。
まずは冥府の十人の王様(略して十王)の審理を受けなくてはなりませんのよ。
どんな高貴なお坊様だろうが高名な政治家先生だろうが、誰もが通る関門ですわよ。
ま、仏教での話ですけどね。
初七日で秦広王(しんこうおう:不動明王)の審理を受けます。しかも書類審査らしい。(^ε^)
秦広王の担当は無益な殺生の有無を審理。
ここでブブー(`ε´)となると鋸挽きの刑やら塩漬けの刑などが待ってます。Σ(゚д゚;)
ところが救済措置もあって、現世遺族の法要がきちんと執り行われるとそれが応援となり刑の執行を免れます。
刑の執行免除の人だけがコマを進めます(なんの)
二七日で初江王(しょこうおう:釈迦如来)の審理を受けます。
ここでは生前の善・悪行総てを書かれた書類と秦広王・懸衣翁(けんえおう)からの報告書も届いています。
初江王担当は盗みの罪状審理。
ここでも遺族の信心・善行が加味され、刑の執行が待たれると7日間の猶予を貰えます。
ここで次の十王に回されるか、ショートカットで転生できるかが決まるらしいのです。
あ、因みに懸衣翁(けんえおう)とは三途の川を渡ったところに居るじーさまです。
三途の川は、神も仏も認める善人はVIP待遇で金銀財宝で出来た太鼓橋を渡らせてもらえます。
しかも菩薩様が直々にお迎えに来てくれるらしい。しかも手を繋いで連れてってくれるかも
いわゆる即身成仏ってことでしょうな。
罪が軽ければ浅瀬を歩いて渡り、罪が深ければ深い急流を泳いで渡らねばなりません。
渡るとそこに鬼婆脱衣婆(だつえば)というばーさまが居ます。
このばーさま、亡者の衣服を脱がしにかかるエロいばーさま。・・・ではありませんよ。
ココではぎ取った衣服を懸衣翁に渡します。
じーさまは木に衣服をひっかけて枝の撓り具合というアバウトな方法(爆)で衣服の重さを量ります。
衣服の重さ=罪の重さになるんですね。あの世では。
三七日で宋帝王(そうたいおう:文殊菩薩)の審理を受けます。
宋帝王の担当は邪淫の業の審理。敢えて内容は書きませんがな。
ここでブブー(`ε´)となるとなんとでかいヌコ様&ヘビ様登場
男性はヌコ様に、女性はヘビ様に痛い目に遭わされます。(((( ;°Д°))))
あ、よくは目にしないけど、十王図って言うのがあったと思う。
十王って怖い顔した裁判官ですが、元々は仏様なのでちゃんと亡者の言い分も聞いてくれるよし。
いい訳やらそんなものは却下ですけどね。
今日はじーちゃんの為に線香とローソク欠かしません。
線香はじーちゃんのご飯になります。
ローソクは道を照らす灯火になります。
身体が無いから馬刺しもクジラ肉もあげられないけど、たっぷり線香のご飯食べてもらって。
あ、よく飲んでた大雪渓(酒ね)とビール(発泡酒だけど)お供えしよう。
ぶっちゃけじーちゃんがどこに居るのかなんて解らない。
もしかしたら太鼓橋渡っちゃってるかも?(°∀°)b
そうだったらいいけど、まさか急流を泳がされてたり・・・
そこは人間なんかじゃ計り知ることのできない世界ですからね。
ウチはもう家を出て嫁いじゃってる身だけども、じーちゃんの孫なのは死んでも変わらん。
追善供養は大勢でやるのもいいでしょうが、多くの場所でやるのもいいんじゃない?
じーちゃんは孫子沢山居ますからね。
ゲリラ戦法??みたいな~(・ω・)
多くの線香とローソクと真心がじーちゃんの応援になると思います。
供養ってそういうことではないでしょうかね。
たぶん。(・∀・)b