人を人と見るか、モノと見るか
単純なことではありますが、今の社会では人を機能として見ることにも慣らされます。機能というのは、仕事ができるとか、勉強ができるとか、割と結果として見えやすいものですね。誰かの期待する成果があげられないと、『使えないモノ』扱いをされて、見えないところへ追いやられることもあります。
これが繰り返されると、世の中は殺伐として、人が病んでも「モノが壊れた」くらいの感覚になり、そして、「機能しなくなったモノ」をどんどん排除していくと、心を病んで孤独になるのは、そういう見方を持つ本人ということになるようです。ブーバーが言いたいのはその単純な「人はモノではないのだよ」ということのようです。
You are special
哲学者の中には厭世的だったり、絶望の中で思索にふけるような人もいますが(まぁ、それはそれでいいし、私もそういう哲学が嫌いではないのですが)、この人は他者を愛することから決して離れない人でした。ご自身も、外国人で異教徒の女性と結婚していて、「価値観の違う他者とわかりあうこと」を日常で実践していた人でもありました。
これらの本は、『あなた』は決してモノでも機能でもなく、人として愛され、独自性をもつ存在なんですよ、という視点が、世界を変えてくれることに気づかせるのでした。
- 我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)/岩波書店
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保志 和美
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ
国際NLP協会認定NLPトレーナー
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☆横浜を基点に、関東以外からもキャリア・強み・英語に関するご相談をいただいています
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