訪問日 令和元年 9月 2日
今回訪問したのは、津島市米之座町1丁目に鎮座する「良王神社」。
津島市米之座町1-31にある「護国山海善寺」の西隣に位置する。
正式には「熊野社」だが、境内に「良王親王伝説地」の碑があるため、
通称「良王神社」と呼ばれている。
南朝の後醍醐天皇の子孫である良王君が、
永享7年(1435)に三河国設楽郡作手から津島に移られ、
奴野城の大橋氏に匿われたとされ、
この神社はその良王君を祀っているという。
又、良王君が源氏であったことから、「御源公様」とも呼ばれる。
明治21年(1888)の宮内庁の調査で、
境内から石の「五輪塔」が発見されたと伝えられている。
神社正面付近。
神社は、西面している。
「鳥居」横に建つ石碑「良王親王傳説地」。
境内の様子。
「手水舎」。
「本殿」付近。
「拝殿」は無く、左右に境内社を伴う。
曹洞宗の寺院で、雲居寺2世永光耳山が開山するも、
17世紀末には廃寺になったという。
嘉永3年(1850)に矢野藤左衛門によって中興され、
寄贈された阿弥陀如来を本尊としているという。
北側の道沿いに「寺号標」が建つ。
「山門」?
「本堂」か?
「本堂」北側の電柱には、雲居寺の案内板がある。
これは偶然なのか?