訪問日 令和元年 9月 2日
今回訪問したのは、津島市宝町20にある「帝護山照養坊」。
浄土真宗本願寺派の寺院で、往古は天台宗で照養院と称した。
文明5年(1473)に蓮如上人に帰依して、
浄土真宗大谷派に改め照蓮坊と号し、
延宝2年(1674)に本願寺派となる。
かつては、東に続く道の先に当寺があり、
その地形が射場に似ていたことから、この辺りを的場と呼んだという。
しかし、現在は津島方面に一直線の道が開かれ、
当寺の境内は削られている。
旧町名
的場(解説板)
(現町名 米之座町二丁目・本町一丁目の一部)
現在の米之座町二丁目と本町一丁目の境のまっすぐな道の周辺に
広がる地域をかつて的場と言いました。本町筋から見るとまっ
すぐな道の先にあった照蓮坊を的に見立てて呼んだとか、奴野
城の主、大橋三河守定省の的場であったなどと言われています。