a sense of rhythm -11ページ目

難。

おまっとさんでした。

純の教典です。



R15指定です。











めっちゃくちゃ久々の更新ですいません(笑)


生きてれば色々ありますが…笑う事を忘れなければ大丈夫。













以前からブログ読んでくれている方には信憑性低いかもしれませんが、俺は実は人見知りです。





巷では『ヒトミシリン配合』と言われているとかいないとか。






いないんだけども。









人見知りレベル7くらいです。




最大で16。









中途半端で気持ち悪いなら謝ります。心から。








そんな中、レベル16の高みへと辿り着いた人を紹介された。





年齢が10も下の男子。




仲良くしてやってください、と後輩に言われるが、対面にいるのに常に斜め下を見てる彼とどうやって仲良くなれよう桃太郎。






ていうか…その目線やめてほしい。


ずっと股間を見られてる気がして恥ずかしさの極みなんだけど。





自信無いわ!







まあ言ってもこちらも人見知り。



きっかけを貰えない限り歩み寄ることさえ困難。





ベタだけど思いきって聞いてみたシリーズをぶっこむ。





Q.好きな音楽は!?





A.…ボカロってわかりますか…?




困難。







Q.ご趣味は!?




A.とくに…。ネットゲームくらいかな…。




困難。





Q.好きな食べ物は!?




A.大豆…。





だいっ…。



思わぬ回答に「だいっ」って言ってしまった。



でもこれで光が射した気がした。細い光だけど。



だってアダ名を決めれたから。




Q.よし、じゃあイソフラボン君って呼ぶよ!
あ、仲良くなっていくたびに一文字ずつ減らしたら面白いかも!
ジュース奢ればソフラボン君、カラオケ行けばフラボン君、いずれはボン君くらいまでいければい…




A.いや…もうアダ名あるんで…。







食い気味に困難。






難しそうな彼を連れてきた後輩を見てみると、困ってる俺を見てニヤつく始末。





「面白い奴でしょ!?そりゃネクラで基本引きこもりで、ろくに会話もしてくれなくてネクラで……」





わかったから、もうやめてあげて!


ネクラ二回言ったぞ。





今日も読んでくれてありがとう。




「俺もこう見えて人見知りなんだよ?人見知り同士で話してみて君がケミストリーを起こせば面白いよな。」



頑張って歩み寄っていくヒトミシリン配合。



「よし、まずはサングラスを耳の下からぶら下げてみようか。」





A.なんすかそれ。







困難。




睫。

おまっとさんでした。

夜スリム、トマ純ちゃんです。



子供を四人産んだお腹です。










「つけま…つけます?」









これは、とある日のワンシーン。











イトコが近く結婚する事になった。






ある日、相手の子のお父さんがイトコに


「会って話でもしよう」



と言ってきたらしい。




イトコはガチガチに緊張して上手く話せないかもしれない…とテンパッていた。







数日後…そのタイマンに挟まれる純がいた。



どうしてこうなった?






「頼むよ、ついてきて!」



「はぁ!?何で俺が…」




「アイスクリーム奢るから」




「子供か!」



「固まっちゃって沈黙になったら耐えられないよ~」



イトコは今にも泣きそうなくらい緊張していた。





「んー…わかった、そのガチガチを解凍させてやるよ!アイスクリームだけに!」




「あ…そういうのいらないんで。もしお義父さんの前でそんな事言ったら…お尻ペンペンだよ」




「子供か!」









で、この奇妙なトライアングラーは完成した。






お義父さん、横に俺がいる事が不可解極まりないといった表情を浮かべている。






きっとこう思ってるに違いない。











「お義父さん、こちらが今僕が真剣に付き合ってる人です」




「な…なんだって!?君はそっちの人間だったのか!うちの娘は遊びか!」




「違う!僕は彼女を真剣に愛していた!でも…彼が本当の僕に気付かせてくれたんだ!」

「貴様ぁ!」






…俺のせい?




いやいや!そんなバカな!ならば…






「〇〇くん、彼は一体…」




「お義父さん…彼こそが本当の〇〇なんです。僕は雇われただけの影武者です」





「なんだと!?何故そんな事を!」




「彼は内気で口下手な自分がコンプレックスでした。そんな彼がお嬢さんに恋をしたんです。自分に自信が無かった彼は、僕を代役にすることで彼女と…」



「バカな…娘がそれを知ったらどう思う!貴様ぁ!」







…やっぱり俺のせい?







とにかくお義父さんは誰かも解らないし困ってる。


早く紹介しろい。







「あ…彼は静岡のきゃりーぱみゅぱみゅこと純です」





「どうもこんに…うえぇ!?」





こいつ何言ってるんだ…。


ほら、お義父さんの表情が『不思議』から『怪訝』にトランスフォームした。





「いや!すいません、僕はイトコなんです!偶然近くで彼と会ったもので…お邪魔かとは思ったんですが御挨拶したかったので」




黒柳徹子ばりに早口でまくし立てる。



こんなにまくし立てるかっていうくらいまくし立てる。



もう、まくし立て郎に改名しようかっていうほど。





その間、苦笑いにも似たヘラヘラ顔のイトコ。



お前が喋れ!



と言いそうになった瞬間、




「あのいきなりすいません…トイレに…」










えええぇぇ!?



俺と二人にするの!?
関係性が複雑だよ!


これはマズい。



だからって「じゃあ僕も…」と言うのは違う意味でもっとマズい。






早速の沈黙が俺の首を絞める。
あいつの言葉を思い出した。


『固まっちゃって沈黙になったら耐えられないよ~』




…俺のセリフだよ!






何か言わなきゃ…











「つけま…つけます?」









今日も読んでくれてありがとう。




結局、上手くいかないままその日は終わった。


「お前!なんだ、きゃりーぱみゅぱみゅって!時と場合を考えろよ!TPO!TPO!」


「うるさい!」



「えぇ~…」




「空気良くなるかと思ったの!純がそこで『どうもファッションモンスターです』とか言えば良かったんだよ!」








…俺のせい?





無。

おまっとさんでした。

ホリプロスカウトキャラ純です。



グランプリより審査員特別賞の方が売れそうな気がします。










たまらなく暑いある日の午後、俺は駅のホームに立っていた。





電車が来るまでまだ15分以上ある。






自動販売機で買ったミネラルウォーターは、あっという間に無くなった。








ふと思う、俺は何故ずっと立っているんだろう。








ベンチはあるんだ、座ればいい。


電車は来るんだ、待てばいい。


パスタは巻くんだ、フォークでいい。


パンが無ければ、お菓子でいい。




と偉人が残した言葉があるとか無いとか。





ライダーがいるんだ、ショッカーはイィー。



とパスタのどっちにしようか悩んだ事は、まぶた閉じるまで内緒にしておいて。








とにかく座ればいいのに座らない自分がミステリアスでアクエリアス。






疑問符駆け巡る中、後ろにいた女子高生二人組の会話が聞こえてきた。







「で、あたしビックリしすぎてジャンプしちゃってぇー。まあジャンプはウソだけどぉ」







なんで今ウソついたんだ。しょーもない。


流れ知らないけど、そのウソはしょーもない。




ウソはつくよりつかれたい、歌丸です。









「アイツからコクられるとか有り得なくなぁい?普通に断ったけど」








アイツ…この同じ空の下にいるんだろう。


それも青春、告白した勇気は君の力だ。



頑張れよ、アイツ。










「でぇー、結局家に着いたら目が覚めたって夢ー。ウケるよねー」








夢かい!

色々話してたけど結局そこに何も無い!



知りもしないアイツを応援した俺の気持ち返してくれ。


クーリングオフで。




頑張って作った砂の城が波にさらわれたみたいな気分。



海のバカヤロー。



愛のバカやろう。



グッバイ夏男。








もう俺は、この話がトドメとなり限界。


離れたベンチに座ろうとした。


するともう一人の子が…










「それわかるー」










いや明らかにウソだろ!

夢オチだよ?現実に残り香すら無い話で何がわかる?


ウソはつくよりつかれたい。



愛されるより愛したい、歌丸です。







結局、遠ざかれるワケもなく…。



数分後、汗ダラダラのまま電車を迎える未来駅。





今日も読んでくれてありがとう。



「つか今日マジ暑くねぇー?溶ける…」



「それわかるー」





あ、口癖なのね…。