Eternal Flame 妄想花萼シリーズその3 | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

前回の記事で、『仮面ライダー』シリーズきっての人気悪役であろう

シャドームーンについて好き勝手に述べましたが、

あてなどない旅路を照らすは月明かり | JIROのブログ (ameblo.jp)

 

全く懲りることもなく、続いては「シリーズ初のライバルキャラ」とも称される

アポロガイスト(再生アポロガイスト)について語ってみたいと思います。

 

 

彼の魅力はいろいろありますが、アタシが真っ先に挙げたいことは

固有武装のカッコよさです。

 

右腕に搭載された、拙作の表現では「総合武装ユニット」。

(まだカタカナ語をなるだけ使わないようにする以前の時期です)

 

三門の重火器「アポロマグナム」とかなりの丈度をもつ剣尖は、

『仮面ライダーSPIRITS 』では神敬介・仮面ライダーXと切り結びつつ

至近距離で砲弾を撃ち込む、という容赦ない戦法に打って出ております。

 

このときにはXライダーが丈夫すぎるのか、暗闇大使の照準が悪かったのか、

たいした効果はなかったようですけど。

(『SPIRITS 』の敬介はデルザー改造魔人より「化け物」なんじゃないのか(笑)。)

 

強化以前から使用していた日輪を模る防具「ガイストカッター」は

地中を掘り進めてから相手の眼前へと唐突に飛び出させるという強襲も可能、

 

左肘に追加装備された「ガイストダブルカッター」は肉薄された場合でも

即座に射出することで攻防を直ちに入れ替えられる隠し武器になる、

 

などなど、威力も勿論ながらめいめいが実用性を重視したものになっております。

 

アタシの二次創作ではこれらの武装を臨機応変に使い分けることで

いずれも持ち味を遺憾なく発揮し、アナザージオウⅡ率いる

再生アナザーライダー軍団(龍騎、ドライブ、ゴーストら)を圧倒させています。

#ダークヒーロー #人造人間キカイダー Prosit ―― 素敵な今宵のひとときを満たしてくれたお前たち - pixiv

 

 

もうひとつ、彼の魅力は『マイティライダーズ』で「行き過ぎた律義さ」と

強調されているような、敬介や立花藤兵衛らに対する心構えといったものでしょうか。

 

蘇生を果たした死神クロノスの回ではXライダーを撃退・拉致するものの

「貴様の傷が癒えるまで俺は待つ!」としてとどめを刺さず

(この処置のせいで脱出を許すんですが)

 

おやっさんが荒らされた店内を片付けつつ

「まったく、G・O・Dに損害を請求したいくらいだ。」

このような悪態をついたその直後です。

 

人間態のアポロガイストがどこからともなく颯爽と現れ(笑)

「足りるか?神敬介の香典だ。」とうそぶいて多額の札束を投げ渡す、というね。

 

このやり取りがとにかく大好きなんですよ。

 

 

こういった「人間臭さ」を引き継いで人物造形されたのが、

『仮面ライダーディケイド』のスーパーアポロガイストなのかな?

 

彼は彼でまた別の面白さがあるので、「迷惑な存在」としての謀略や、

財団Xやノバショッカーとの「相互互恵関係」を活用した陰謀の黒幕などとして

ある程度ちゃんと活躍させているつもりです。

#仮面ライダー1号 #仮面ライダーゴースト Journey Cast By Moon - sas9791 - pixiv

 

ただ、やっぱり『人造人間キカイダー』のサブロー・ハカイダーと

『キカイダー01』のブラックハカイダー(ボスハカイダー)っぽさは

感じますが。

 

 

で、『X』版のアポロガイストがなんでそんなに綽々として振る舞っているか、

たぶん彼本来の任務からすると、Xライダーたちとの「勝負」は

楽しくてしょうがない、という感覚でやっているのではないか、と思うのです。

 

アポロガイストの肩書きは「G・O・D秘密警察室長」というものなんですが、

敵対する利害関係者を片付けることよりも、「秘密警察」ってくらいだから

組織内部の統制が占める割合の方が彼の職務内容としては大きいんじゃないかな、と。

 

「G・O・D機関(または秘密機関G・O・D)」は冷戦の時代、「対立する超大国」が

秘密裏に結託して構成された、という設定があるんですが、となると

内実はギクシャクしていただろうし、密告や逐電とか日常茶飯事だったはず。

 

そういった連中を粛正することはアポロガイスト及び彼の部下が担当していたと

推察すると、全身全霊をもって戦闘能力を発揮できる、まさに「好敵手」である

神敬介との決戦は「至福の時間」だったのかもな、なんて。

 

まあ、アーム爆弾とか再生神話怪人総動員とか、切羽詰まると手段を択ばない人ですが。