池乃めだか師匠、7月3日には2時間ほど早いですが、
お誕生日おめでとうございます。
『吉本ギャグ100連発』3本ともビデオテープで保有しておりました。
デッキがもう使い物にならないのでかなりいい加減に記載していきますが……。
いつものことだろ、って?その通りです。
めだか師匠は新喜劇で様々な役を演じておられましたが、
アタシは「小悪党」っぽい役柄が好きでした。
(悪事がバレて追い詰められた場面で)
「【めだかさん】オラだけが悪いんでねぇ、世間が悪いんじゃ。
毎日毎日が飢えとの戦いじゃった。
小さいころは身長が30cmしかなかったばい。
お願ぇでございますだ、お代官様!」
「【木村進さん】誰が代官や!!」
善人のときは、
「【めだかさん】(女性の団員さんに)さあ、僕の胸でお泣き。」
「【原哲夫さん】そりゃ無理や。」
「【めだかさん】…………。じゃあ、僕の頭でお泣き。」
そうそう、「♪やっぱり寛平兄さんがベスト!!」
おふたりの掛け合いで印象深いのをいくつか。
(ゴルフの素振りを教える、とかそんな感じで)
「【めだかさん】そうそう、そんな感じですわ。もうちょっと脇を締めて……」
(とか云いつつ、寛平さんの胸をいきなり鷲掴みにする)
「【寛平さん】ああ!目的はこれね!」
「【めだかさん】今頃気づいたんでございますか、わたくしは
お嬢様の身体が最初から目当てだったんでございますよ!」
書いていてあまりのバカバカしさに自分で笑ってしまった。
寛平さんが「がんばっとるか~?」とかやるお爺さんの設定で。
「【めだかさん】今日は、折り入って話があるんや。」
「【寛平さん】誰がオリに入っとるんや!」
「【めだかさん】重大な話があるんや!」
「【寛平さん】誰が十代や、わしゃ六十代や!」
「【めだかさん】重要な話や!ほんま、品のない顔して……。」
「【寛平さん】誰の顔にフンがついとるんじゃ!」
「【めだかさん】しゃべられへんやないかい!」
「【寛平さん】誰がシャベルじゃ!」
「【めだかさん】わけわからんがな!」
「【寛平さん】誰がワカメスープじゃ!」
「【めだかさん】ええ!もうええがな!」
「【寛平さん】誰が衣文かけじゃ!」
そして白熱した末、「サルVSネコ」になだれ込む、という「お約束」。
でも、なんっつっても、アタシは「カニ挟み」が大好きで。
「【めだかさん】大腿骨が折れた!だいたいこの辺や。」
「なんですか、それは。」
「【めだかさん】うう!膀胱が破裂した!(お腹辺りを抑えつつ)」
「膀胱がそんなところにあるんですか?」
「【めだかさん】暴行を受けた、云うてるねや。
う、うう!!持病の心臓発作や。
す、すまん、医者を……。(ガクリと倒れる)」
「池乃さん、しっかりしてください!」
で、近づいたところをすかさず両脚で抱え込んで。
「【めだかさん】引っかかりおったな。
紀伊の山中にこもること十余年、
編み出したこの技を名付けてカニ挟み!!
もがけばもがくほどそなたの柔肌に食い込んでいく一方ぞ。
さあ、動けるもんなら動いてみぃ!!」
(言下、四つん這いになって駆ける彼女に舞台中引き摺り回される)
なに、もうええって?
よっしゃ、今日はこんくらいにしといたらぁ!!