2024年パリ五輪に向けて選手の皆様、頑張っておられるようですね。
ただ、世間様の反応としてはイマイチ盛り上がっていないような。
アタシは双極性障害だから「疲れる」という理由でテレビを観ないのですが、
職場で何となく尋ねてみたら、パリ五輪に興味ある人は10人中1人でしたね。
ついでにアタシは、「SMILE ~晴れ渡る空のように~」は、
「新型コロナウィルス蔓延時の医療関係者などご苦労されている皆様への讃歌」と
受け止めております。
ま、問題発言とも受け取られかねない議論はさておいて、
「オリンピックイヤーなのになんでこう乗り気になれないのか……。
あ、『こち亀』の日暮さんがいないからか」という結論(?)に達しました。
4年に1度しか目覚めない警察官である日暮熟睡男(この名前がまたいい)、
40年に渡る週刊誌連載『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
とにもかくにも多すぎる登場人物の中でも鮮烈な印象があります。
『少年ジャンプ』購読者でないアタシが『こち亀』登場人物で名前と顔を
すぐさま一致させられるのは両さん、大原部長、麗子、中川の4人、
あとは本田、海パン刑事(笑)、そして日暮くらいのものです。
『こち亀』愛読者で日暮が嫌いって云う方おられるんですかね?
いるんでしょうけど。
作家の大沢在昌氏も日暮が大好きだと述べておられますね。
(『超こち亀』集英社、2006年、170頁)
そういえば2011年2月くらいに、両さんと大原部長が
東京都の耐震条例に引っかかるので日暮を起こそうとしたところ
案の定、彼の激怒を買ったことによりテレキネシスで跳躍させられ、
「宇宙の泡構造」を果てしなく撫で斬りにして到達したのが
「アンパンマンワールド」だった、という
相も変わらず幼稚な二次創作ばかりしております(笑)。
#8 ロールパンナとペッパーけいぶ | アンパンマン・パスティーシュ - sas9791の小説シリーズ - pixiv
そんな中で、両さんがばいきんまんの「バイキンメカ」と戦う際に、
「こんな水鉄砲、「ひょうきん懺悔室」で紳助さんやさんまさんの
悪知恵で浴びせられたものに比べれば屁の河童よ!」だの
「ワシは相撲も得意だぞ!昔取った杵柄だが、
「すもうダンサーズ」やってたんだからな!」だの、
またしても楽屋ネタが……。しょうがねぇなぁ(笑)。
で、何でこんなものを書いてしまったかというと、
上述の『超こち亀』では名だたる漫画家さんたちが
両さんや麗子たちをご自身の作風で描かれておりまして。
『ジャンプ』関連だと荒木飛呂彦氏、井上雄彦氏、北条司さんほか、
同期の方々だと小林よしのり氏、江口寿史氏ほか、
水野英子さん、水島新司さん、矢口高雄さんらの超大物など諸々で、
アタシが最も笑ったのはやなせたかし先生が寄稿された作品でした。
「両さんPunch」を命中させる両さんに対して
「バイキンビッグフット」を操縦するばいきんまんが
アンパンマンともども困惑している真っ只中、
ドキンちゃんがハートマークをふたつも浮かべて
「セクシーよ」(同著、290頁)
成程、女性には思いの外に優しく、機械類に強く、
そして何よりも「顔が四角い」という、しょくぱんまん様と
共通する点は多いな、と妙に納得してしまいました。