Smile | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

明石家さんま師匠、お誕生日おめでとうございます。

今しがた知りました(笑)。

 

実を申しますと、双極性障害(いわゆる躁鬱病)が悪化している

アタクシにとってさんま師匠の番組を欠かさず観るのは

困難なのですが、

 

さんま師匠の身近な方々が語っておられる「実像」に

ただただ感銘を受けることしきり、という真っ只中でございます。

 

 

桑田佳祐さんからは

 

「笑わせながらも、相手への敬愛の念を忘れない。」

(『ポップス歌手の耐えられない軽さ』文藝春秋、2021、330頁)

 

 

東国原英夫さん(当時はそのまんま東)からは

 

「さんまさんが笑った。それは自分の出現が

どういう効果を生み出すかを知っている笑いであり、

この笑いが出るとまわりのものが実に

かすんで見えてしまうのだ。」

(『明石家さんま殺人事件』太田出版、1989、8頁)

 

話題は逸れますが、この『明石家さんま殺人事件』は

いわゆる「叙述トリック」としては出色の出来だとアタシは思っております。

詳細を述べるとネタバレになるので説明は避けますが。

 

それにしても、冒頭で

 

「【さんま師匠】たなか!たなか!いや間違えた、ひがし!」

思いきりコケた東さんがさんま師匠に振り返ると即刻、

「【さんま師匠】すずき!」(7頁)

 

その仕返しか、『ビートたけし殺人事件』の感想を伝えようとする

さんま師匠が口をはさむ間もなく東さんがボケまくり、

「【さんま師匠】少しは俺を休ませ!」(10頁)だったりと、

 

架空のやり取りとはいえ、容易に想像できますね。

 

 

最も印象に残っているのはこれでしょうか。

 

紳助さんの番組で『謎を解け!まさかのミステリー』(日テレ系)と

いうのがあり、アタシは当時毎週観ておりました。

そのさなかなんですが、

 

「【紳助さん】使っても罪にならん銃弾が5発あったとする。誰に使う?」

 

(2004年くらいからの「お笑いブーム」で人気を博していた陣内智則氏、

黙って紳助さんを狙う)

 

「【紳助さん】俺かい!せめて関口宏にしておけ!」

「【陣内氏】いや、2発は射ち込みますよ。」

 

「【紳助さん】せやな、俺やったら4発さんまに使うで。

「なんやお前~!」とかいうところを……」(と、乱れ射ちにする挙動)

 

「【藤井隆さん】あと1発残しているのが怖いわ……。」

 

「漫才ブーム」を生き残り『オレたちひょうきん族』で同じ釜の飯を食べた

おふたりだからこその愛情表現でありました。