サザンオールスターズデビュー記念日46年目、ということで、
2024年6月25日にはブログを立て続けに更新してまいりましたが、
この記事で本日は締め括りにさせていただきとうございます。
ちょっと「癖球」というか……。
2013年9月21日の『やさしい夜遊び』で放送された企画、
「サザン隠れた名曲ベスト10」。
註釈を加えると、2013年のツアー中は2枚目のアルバム
『10ナンバーズ・からっと』にちなんで、
各週で違ったテーマによるサザンナンバー10曲特集、が放送されていました。
この翌日9月22日は『灼熱のマンピー!!』宮城公演なおかつ最終日にあたり、
桑田さんら5人、そしてサポートメンバーの皆様も本番に備えていた頃合いです。
そのため、「アミューズ音楽班のトップ」桑田さんを「大将」として敬愛されており、
熾烈な「2013灼熱のお中元」闘争を繰り広げていた
(この辺は2013年8月~9月頃の記事を参照していただけますと……)
「お留守番DJ」(by 桑田由子さん)おふたりが進行されていました。
「太陽に吠える!!」の魅力を力説し、「カラオケで俺が作ったと思って聴け!!」
岸谷五朗さん、
それまでもボヤッキー、ルパン三世、めいけんチーズなどの物真似を披露し、
ジャムおじさん風の口調で「五朗ちゃん、長い顔だよ」
寺脇康文さん、
名コンビっぷりに桑田さんも「アンタらが番組やっておくれやす!」と太鼓判。
そしてこの回の生放送で流れた楽曲が、
「死体置き場でロマンスを」
「EMANON」
「別離」
『みんなが好きです!!』札幌公演で歌唱中に、
桑田さんが本田美奈子.さんのことをふと思い出し、
その後、岸谷さんと呑まれたとか。寺脇さんも「天使のような人」と語っておられました。
「愛する女性とのすれ違い」
「太陽に吠える!!」 上述のように岸谷さんイチ推し、「ゴリ押しでも入れたかった」
「SAUDADE ~真冬の蜃気楼~」 後述
「イエローマン ~星の王子様~」 寺脇さんイチ推し
「蛍」 寺脇さん曰く「ボーカリスト桑田佳祐の末恐ろしさを感じた」
「流れる雲を追いかけて」がありましたが。
もう、おふたりの掛け合いが面白すぎて。
相互にボケあって、ツッコミあって。
「SAUDADE」はおふたりともその魅力を相当力説されていらしたのですが、
(聴きながらどちらもずっとリズムを刻んでいたらしい)
サビの「♪どうしてどうして」という繰り返しの技法から、
同様の「♪私は私は」という歌詞がある、
ポルノグラフィティの「サウダージ」に言及したところで、
「【岸谷さん】「サウダージ」がいい曲じゃなかったら
ポルノを叩きのめしてやろうと思っていた」
だの、
「イエローマン~星の王子様~」について
「【寺脇さん】五朗ちゃんがゴリ押しするなら俺は「ラー押し」」
(補足:特撮テレビドラマ『スペクトルマン』の悪役に「宇宙猿人ゴリ」、その配下に「ラー」というのがいた)
「【岸谷さん】大概のことはわかる俺も、それは流石にツッコめなかった」だの……。
「蛍」のときにも、
「【寺脇さん】ラーは喋れなくて、ゴリに怒られていてばかりで可哀そうだった。
不憫で仕方なくてさ……。」
「【岸谷さん】(半ば呆れつつ)じゃあ、「蛍」はラーのためにつくった曲だよね。」
「【寺脇さん】(しみじみと)この曲をラーに捧げたいね……。」
で、皆さまお気づきでしょうが、『10ナンバーズ・からっと』にちなんだ企画なのに9曲しか挙げていない。
さらに、サザンファンの方々なら、何も云わなくとも、10曲目が何かお分かりのことと存じます。
(シンキングタイム)
―― アタクシの中で、こういったみぎりに流れるクイズ番組の間奏は
『オールスター感謝祭』の紳助さんが首をひねるアニメが流れているあの音楽なんですが。
そう、「FRIENDS」。
岸谷さんが「群集の気持ちを表現する曲を」と依頼したことに、桑田さんからの解答がこの曲でありました。
2024年6月現在、国内外の情勢を見るにつけ聞くにつけ云うにつけ、この曲の良さが沁みる。
ロッキンでは流石に演れないと思うので、
年越しライブで是非とも。
「マンピーのG★SPOT」かな、と思わせておいて、
「FRIENDS」で2025年に移行するのもいいんじゃないでしょうか?