サザンオールスターズデビュー46周年記念日直前、
そんな昂りとはまったく脈絡もなく
単に書きたくなったのは、
今から15年前に第1号が出版された
「世田谷ベース」で撮影が行われておりました
「フィクションスクープマガジン」『FAMOSO』。
(ネコ・パブリッシング、2009年5月1日 ~)
「ビートたけし編集長」「所ジョージ副編集長」と題して、
要は、殿が所さんのお宅に何度となく遊びに行って
おふたりで悪ふざけしている真っ只中に、
「おじさん、これを本にしたら面白いんじゃない?」
みたいな所さんの発案で雑誌になった、とかそんな感じの筈。
東北地方太平洋沖地震発生に伴い、
本来は2011年4月1日に第4号を出版する予定が
8月に延期され
(おふたりともかなりの額を被災地支援に充てていたはず)
その後はやらなくなっちゃった。
ただ第4号の巻末で、
「【殿】政府と東電とズラはしっかりエイプリルフールしてたわよ。」
「【所さん】国民をバカにしてますよね。」としっかり表明しており、
ブレていないな、というか。
ま、そういう話をしたいのではなく。
「「違うでしょ!!」」(©渡嘉敷勝男さん&大年寺誠さん)
おふたりの人脈が最大限に活かされており、
『とんねるずのみなさんのおかげでした』
「食わず嫌い王」の企画でおふたりが
第1号の宣伝をされていたのにはじまり、
大槻義彦さん、吉村作治さん、
熊田曜子さん(第3号で磨き抜かれたおカラダを披露)、
田中義剛さん、渡辺えりさん、
当時はたけし軍団に所属していたゾマホンさん
(「二代目そのまんま東」だった時代もありましたなぁ)
などなどが出演しており、
『所萬遊記』でさまぁ~ずのお二人が差し上げた
「青ダルマ」が使用されたり、
『平成教育委員会』の支流である番組で
(ユースケ・サンタマリアさん司会)
ガンビーノ小林さんが「生殺し」の特攻服を着たりなど、
「メディアミックス」(?)も豊富な企画でありました。
そういえば、
自動車業界が「ビッグモーター」関係で揺れた折節
(今もいろいろ激震しているようですが)
「『FAMOSO』でやった「猛毒会社」
スネークモーターを上回っている」
ってXで呟いたこともありましたね。
個人的には、
「流しの立小便屋 滝ちゃん」
(第1号、第3号、『おかげでした』でもネタに)
「八王子で語り継がれる「花枯らしジジイ」の伝説」
(第2号、殿と所さんの肉弾戦も(笑))
「『取材させなきゃ火をつける!』
幻の味 熊ちゃんラーメンを訪ねて」
(第3号、続編が第4号)
が大好き。
あ、そうそう、「お昼ご飯担当」こと、
所さんご自慢の奥様であらせられる
芳賀文子さんもチラっとご登場していらっしゃいます。
「エプロンに10本、バックに25本、
車に30本ものナタやカマを常備する」
ヒットウーマンとして(笑)。