ちょっと抗いながらも 身を任せるだけ | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

 

サザンオールスターズデビュー記念日の直前、

 

つと「そういえば、波乗亭米祐ってあったな」

 

と思い出してしまいまして。

 

「すけべい」を「業界用語(?)」にした

 

桑田さん扮する「咄家」という設定なんですけどね。

 

 

『がらくた』の頃、

 

というか「メンチカツ・ブルース」に関連して

 

2016年12月『SONGS』で初登場したんですよね。

 

桂雀々さんの40周年記念公演で

 

「若い広場」を披露した際には

 

米祐ってわけじゃなかったのかな?

 

 

『がらくた』っていうアルバムの題名は

 

ポール・マッカートニーの『JUNK』からだと

ばかり思っておりましたけど、

 

『ただの歌詩じゃねえか こんなもん』(新潮社、1984)の

 

時点で古今亭志ん生師がお好きだと語られていたので、

 

確かに「火焔太鼓」とか「道具屋」といった

 

落語の影響も大きいのかもしれない。

 

 

なんといっても、「メル友」である太田光さんが

 

立川談志家元が

「よそで拵えた隠し子」でいらっしゃいますしね(笑)。

 

 

殿も仰っているけど、

『ビートたけしのオールナイトニッポン』に倣えば

 

志ん生ならではの「とどめの一言」と称される語り方、

 

「何を首傾げてるんだい、蓄音機の犬!」

 

「あれは本当に馬鹿野郎で、

目を見りゃわかります。

バカメといって

おみおつけの実にしかなりません」

 

家元に云わせると、

 

「相手が、世間がどう受け取ろうと

知るもんか。」

「落語家は、演じる出し物の内容と

同じに生きなければ本物ではない、

といえる」

 

なのである。

 

さらに、

「他人から、大事にされ、愛されたら

志ん生は不出現(なか)ったろう」

 

ということである。

 

 

何の話をしていたのか自分でもわからなくなってきた。

 

そうそう、無理にこじつければ、

 

「とにかくゲスだろうがナンだろうが、

バンバンやれるから。

でもそれが、今のアタシのウタであり

イノチのアカシなんだ。」

 

それこそ『がらくた』附属の「波乗文庫」からの引用でございますが。

 

つまるところ、アタクシたちドシロートに

様々な夢を見させてくれる「歌うたい」の矜持は、

 

最も簡素にして奥深い、日本人ならではの芸能と

切っても切れない間柄なのよ、ってとこでございましょうか。

 

 

そもそも「ヨシ子さん」自体、三平さんのギャグだもんなぁ。

 

アタシ自身、「身体は大事にしてくださいよぉ、ホント大変なんすからぁ」を多用している。