言葉の裏返し おっとそいつも 愛です(ソングス46その7) | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

『ソングス46』その7は、

 

「ラチエン通りのシスター」。

 

桑田さんがテレビやら何やらで

「ノイローゼェ!!」と叫んでいた時期のアルバム

 

『10ナンバーズ・からっと』に収録されております。

 

 

サザンファンならこの曲の裏話を言わずもがな

 

御存じであるはずですが、

 

このブログの読者層がいまいちわからないので

 

ある程度触れてみます。

 

 

桑田さんの楽曲のうち、

 

身近にいてなおかつ特定の人物に充てたものは

 

「ラチエン通りのシスター」、

 

『ブルー・ノート・スケール』(ロッキング・オン、1987)の表現では

 

「もともと原坊に対して「いままでごめんなさい」って言うつもり」

だったという「いとしのエリー」、

 

そして時代がぐっと下って「ふとした病」などを挟んでの

「はっぴいえんど」くらいだと思うのですが。

 

あ、「がんばれアミューズ」もか?

 

 

まあその辺の詳細は

『ブルー・ノート・スケール』及び、

 

概略についてはスージー鈴木氏の著作を参照していただいて、

 

小中学校の同級生で、

篠ひろ子さんに似ていたという「超美人」、

 

『ロックの子』(講談社、1985)では「Oさん」

『素敵な夢を叶えましょう』(KADOKAWA、1999)では「Sさん」

 

という女性と結婚を本気で考えてつくった曲とのことで、

 

『ブルー・ノート・スケール』だとその辺は「吊り橋効果」ふうに消化されておりますね。

 

 

でも何でですかね、

アタクシの初恋めいたものも「ハルシネーション」(Hallucination)っぽく終わってしまい

 

それからあまりまともな恋愛をしていないからか、

 

「ラチエン通りのシスター」が大好きなんですね。

 

 

生では2008年『真夏の大感謝祭』

2013年『灼熱のマンピー!!』で聴いているのですが、

 

最も好きなのは『やさしい夜遊び』15周年の特別企画

『激しい夜遊び』で放送された回なのです。

 

『激しい夜遊び』への思い入れは以前にも

何度か書きましたがそのうち

 

臆面もなくまた書いてしまうでしょう。

 

 

演奏される直前、斎藤誠さんに

 

「【桑田さん】誠っちゃん、最後にキスしたのはいつ?」

 

「【誠さん】何の話ですか、番組の趣旨とまったく関係ありません」

 

とか、生真面目な誠さんがドギマギしてしまうやり取りもあり(笑)、

 

片山敦夫さん、金原千恵子さんらお馴染みの皆様と

 

原さんの言葉を借りれば「阿吽の呼吸」で

 

演ってくれるのが本当に心地いい。