今宵あなたがいて(ソングス46その4) | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

2024年6月22日『やさしい夜遊び』にて、

 

サザンオールスターズの

 

新曲初披露正式発表!!

 

そりゃそうだ(笑)。

 

いったい、サザンファンでビックリした方はいたのかしら?

 

「♪ビックリ箱 ビックリ箱 驚いた ポン!」か。

(©明石家さんま師匠)

 

 

つと蘇ってきた記憶が、

 

2013年、無期限活動休止発表から5年、

 

サザンとしての活動を再開する直前の折節、

 

やはり『夜遊び』で桑田さんがポロっと

云いそうになっちゃって、

 

小野ちゃんや当時の田中マネージャーが

必死に宥めようとしていたような……。

 

で、正式に報道されてからの弁解として、

 

「斎藤誠の「ホタル頭」見てたら、つい……。

誠が全部悪い!」とかそんなことを

捲し立てていたなぁ……。

 

そういえば「ピースとハイライト」

カップリングは「蛍」じゃないか。

 

 

で、『ソングス46』その4は、

 

桑田さんと誠さんが親交を結んだ頃であろう

 

アマチュア時代のサザンの楽曲

(関口さんがサザンに正式加入したあたり)

 

「別れ話は最後に」。

 

この曲もサザンのライブでは相当演って

いないですよね?

 

『音楽寅さん』とか

『夜遊び』の生歌の印象があるから

そうはあまり感じないけど。

 

 

萩原健太さんのインタビューをまとめた

『ロックの子』(講談社、1985年)並びに

 

関口さんによる

『突然ですがキリギリス』(集英社、1983年)

を参照すると、

 

「イースト・ウエスト」の決勝に至るまでの

ステージ審査の段階で

 

「別れ話は最後に」「今宵あなたに」

「茅ヶ崎に背を向けて」などはできていたらしい。

(レパートリーが5曲くらいで、だから

ムクちゃんは「僕でもこなすことができた」そうです)

 

 

そいでもって、デビュー曲を決める際に

ビクターは「別れ話は最後に」を推していたのですが、

 

桑田さんは「ロックに乗って歌謡曲をやろう」という意図から

「勝手にシンドバッド」にしたかったそうで、

 

さらに大里会長(当時は社長)も

「これしかないじゃない」というご意見を出し、

「シンドバッド」になったそうなのですが、

 

関口さんの言葉を借りると、

「僕らはどちらも気にいっていた」そうだし、

 

『音楽寅さん』シーズン2で桑田さんが

しばしば即興で弾いていたことからもわかる。

 

以前、『夜遊び』の「勝手に生歌ランキング」を

やった際に、

 

誠さんと一緒に演った「別れ話は最後に」を

2位にさせていただきました。

 

 

しかし、『突然ですがキリギリス』には

 

「俺の好きな酒があって」の歌詞を引き合いに出した

 

まさに「酒」というそのまんまの章を含め、

 

酒の話があんまりにも多すぎる(笑)。

 

 

イースト・ウエスト直後にムクちゃんの故郷

 

新発田市でコンサートを演った際に、

 

桑田さんが宿酔いでこの曲を歌っていただの、

 

その前日にムクちゃんの友人Tさんの

 

自宅(お金持ちだったらしい)で開かれた宴会で

 

原さんにまで「4の字固め」を決めた、だの……。

 

 

極めつけは、酒の話じゃないけど、

 

中央大学の大学祭で

 

「ステージで4の字固めをやったミュージシャンは

桑田が初めてに違いない。

 

少なくともステージで

4の字固めをやられたミュージシャンは

毛ガニが初めてであろう。

 

どちらにしてもほとんどアホだ。」

 

この語り口がなんとも言えずに好き。