積み重ねてゆくもの | たいして難しいことは解りませんが...

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日々のつれづれ。色んな自分の思うことを書いています。

2011年02月04日

どんな世界であっても、10年選手と3年選手を比較したら、全く比較のしようがないというのが、正直なところかと思われます。仕事もスポーツでも何でもそうだと思うのですが、何事も経験値がものをいう世界が多いからです。

もちろん抜群に飛び抜けたセンスを持った人がいない訳ではないかと思われますが、若手と言えば圧倒的に経験不足の人の方が多い。その前提でいくとベテラン>若手という図式が自然と出来ます。

ただベテランと言われる人達だって駆け出しの時期があった訳で、諸先輩方から受けつぎ、積み重ねてきたモノがあるからこそ、今の自分があるはずなのです。

ベテラン、先輩は次の世代へ繋いでいかなきゃいけないと言う使命もあるので、自然と経験から来る自分の考え方や失敗を次世代へ教えるこになりますが、これが教えられる方からすると、うるさいなぁ...それ位解ってるよ...って思いがちですね。でも出来てないから言うんだけど...

結局最終的なところでは若手側に「覚える気があるか無いか?」「蓄積しようとしているかしていないか?」という所に尽きるかと思われます。この気持ちを持ってる人と持っていない人の差は月とすっぽん、雲泥の差があります。

ベテラン、先輩社員たちは若手に仕事を覚えさせようと努力しますが、当人にその気が無ければそのノウハウが全く蓄積されない訳で、単価の高い先輩方の時間とお金の無駄になるだけになってしまいます。

その為には相手に「気づき」を与える事が最重要になるかと思われます。いわゆる「仕事」自体を教えるのではなく、段取りなどの「仕事のやり方」を教える事が必要になって来るのではないでしょうかね?

以前にもこのブログで書きましたが、時間は有限のリソースなので、蓄積する気のないアホな若者を相手にしている時間は勿体無い。自分が積み重ねて来たモノを「考え方」として教えることを「また上司が戯言を言ってらぁ…」などと捉えられていては無駄以外の何者でもない。そんな訳のわからない奴を相手している暇があるなら、少しでも蓄積を重ねようという気持ちが見える人間に対して「考え方」を教授する事の方がずっと将来への大事な投資になるのではないかと思うのです。

これを反対の立場から見た時に、あれこれと自分に対して口やかましく「こうあるべきだ!!」とか、アドバイスを言ってくれる人はやはり「考え方」を教えてくれようとしているのかも知れません。「長幼の序」と言う考え方があるように、やはり年長者の経験から来るご意見はやはり説得力と含蓄があるように感じます。少々うざったく感じたとしても、ご意見は聞くべきですね!!

自分自身もまだまだ若手だと認識しており、年長者のご意見は極力受け止めて沢山の積み重ねをしていきますので、苦言提言も含めてこれからもご指導下さればと思います。今後ともよろしくお願いします。(何に?誰に対してだッ(笑))


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