藁の楯 | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

藁の楯 わらのたて(通常版) [DVD]/大沢 たかお,松嶋 菜々子,岸谷 五朗
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「藁の楯」を見ました。

もう、設定というか、ストーリーに惹かれましたね。

そういうことが起こったらどうなるんだろうという。

で、藤原竜也演じる凶悪犯がホントにムカつくという。

それはひとえに藤原竜也の演技がうまくて、見ているこっちが

手のひらで転がされているというか、作り手の思うつぼだったり

するのですが。

あの演技があるからこそ、見ているこっちも

果たしてどっちの考えが正しいのか、どういう判断が人として

正しいのか、見ている間中ずっと逡巡しながら映画を見るのだと

思います。

何人もの犠牲を払いながら凶悪犯罪者を守るという、任務。

見ていて、何が正しいのか、ハッキリとは自分は答えを出せませんでした。

そういう、問題提起をする作品というのは作り手に志があるように感じて

好感が持てます。