今回は、枕元に並べた速聴のテープレコーダーのことからです。
寝ぼけ眼でいきなりテープレコーダーにスイッチを入れたときは
別にして、普通は前回までのコースを終わったあとで、
起き上がり、テープレコーダーにスイッチを入れます。
二倍、三倍、四倍と速度を上げる速聴テープを作る機械も売って
います。
「図解 聴覚刺激で英語は必ず聞き取れる !」という本をたまたま
購入したところ、速聴のCDがついてきました。
二種類の英文をネイティヴの男女が読んでくれます。
機械は高価なので、私はこれを聴くことにしました。
普通の速度と二倍、三倍、四倍とだんだん速度が速くなります。
これを聴くわけです。
普通の速度のときは声を出してテープの声を追います。
英語のトレーニングをするつもりはなかったのですが、
それもいいかと思い続けました。
うつにはよかったかもしれませんが、
英語が聞き取れるようにはなりませんでした。
速聴が終わると今度は、再び速読のトレーニングです。
今度は机に向かって構えます。
コンピューターに入れた速読の練習課程にしたがって、
眼のトレーニングをします。
最初は便箋の罫に沿って丸い玉が動きます。
その玉を追って眼を動かします。
玉はリズミカルな音とともに上下、それが終わると左右と
動きます。
レベルが上がると玉はだんだん速くなります。
玉を追うのが終わると小説の文章が出てきて実際に眼で
文字を追って内容を把握します。
文章の追い方は何種類かあり、これもレベルが上がるに
したがって、それぞれ速度が速くなっていきます。
それで一分間に何行読めるようになったかがわかるようにできています。
「仕事力を10倍高める速読トレーニング」の著者栗田 昌裕氏は
「眼球運動は何よりも脳幹の働きを反映している」といいます。
また、
「脳幹はいわば生命力の中枢ですからこれが不活発であることは、
元気度も低いことを意味します」ともいっています。
脳幹は下から順に延髄、橋、中脳、視床、視床下部と繋がっています。
そこには、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった、
神経伝達物質により制御される神経系が群がっています。
このあたりに、あちこち・いろいろ障害を起こして極度に「元気度」が
低いのがうつ病でしょう。
脳幹こそはうつ病の根拠地。
ということは、眼球を動かす能力を高めれば、脳幹が鍛えられる。
脳幹を健全にし、活性化すればうつ病は治る。
眼球運動はうつ病対策には欠かせない。