G博士のうつ病心得です。


まず第1条。

1.疲れを取ること。そのため寝たいだけ寝る。


これを聞いた時、私は内心冗談ではない、と思いました。

眠れなくて困っているのに寝たいだけネロはないでしょう。


しばらく前に、そう30分もまだ経ってないでしょう。

睡眠がうまく取れない。

頭が朦朧としたまま、会社に出かけることが多い、

と訴えたばかりではないですか。


いささか腹も立った。

でもまあいい。

まずは先生のいうことを聞きましょう。


「夜中に、目が覚めても気にしない。

目が覚めたら、夜中の2時でも、3時でも、本を読むなり、

いろいろ考えることがあったら考えたいだけ考えなさい。

そのときに考えたことは大事だから

大切にメモを取っておくこと」


またまた、よく言うね。

そんなことをしたら余計眠れなくなっちゃうじゃない。


「そうして、本を読み疲れ、考え疲れて眠くなったら眠る」


でも、寝込んでしまって起きられなくなったらどうするの。

うう・・・・・? まてよ。

そうか仕事を休むわけだから明け方眠くなってもいいわけか。


「それで眠ったら目が覚めるまで昼でも夜でもひたすら寝ること」


でも仕事はどうするかな。

相棒一人働かせてノウノウと寝ているわけにはいかないな。

まあ、二、三日休んだら出かけるか。


「それがいけない。

そんなことをしたらとんでもないことになりますよ。

今の仕事には絶対に復帰してはいけない。腹をくくりなさい」


では生活費はどうすればいいの。

まだローンの返済も済んでないのに・・・・・・?


思えば医者としてこのことばを吐けるか吐けないか、

これが名医か迷医かを分ける重大なポイントです。


くれぐれも迷医のいうことには耳を貸さないこと。

うつ病の場合は文字通り命取りになります。

ほんとにとんでもないことになります。


私は名医にめぐり会ったのです。

このことばを吐いた事をもって市矢太はG博士を名医と

断定しました。