そもそも私が般若心経の謎解明にのめりこむきっかけをつくって
くれた、私の鬱(うつ)からの脱却作戦からはじめます。
「それは典型的なうつ病ですよ。放っておいたらとんでもないことになり
ます。明日から会社を休みなさい」
この宣告がうつ病との戦い始めでした。
それまで、うつ病について何も認識が無く、遺伝的な病気で一度なったら
治らない精神病の一種だと思っていて、私は目の前が真っ暗になり、
頭の中は真っ白になりました。
気を取り直して恐る、恐る、どう対応したらよいか聞きました。
それが、G博士のうつ病心得6ヶ条です。
ご紹介しましょう。
1.先ず、疲れを取ること。そのために寝たいだけ寝る。
2.寝付かれなくなったり、夜中に眼が覚めて眠れなくなったりしたら、
気にしないで本を読むなり、考え事をするなりする。
たとえ夜が明けるまででも、眠くなるまで続ける。
その間、考えたこと、思いついたことは大事にメモしておくこと。
3.休職する前の元の職場には絶対に復帰しないと決めること。
4.頑張らないこと。
5.新しいことをしないこと。
新しい企画を立てないこと。
新しい人と会わないこと。
旧い友達と酒を飲むのはむしろ良いから進めること。
6.周囲の人にうつ病であることを明かすこと。
G博士は私の主治医です。
はじめに、この6ヶ条を聞いたときは、実行不可能だと思いました。
しかし、うつ病に関する知識を集め、いろいろ試し、
考えていくうちに私はG博士はとんでもない名医であると思うようになりました。
さらに、G博士は
「うつ病は縦社会から横社会への通過儀式である」
というのです。
時が経つにしたがい、このことばの重みが増していきました。
おいおい説明していきますが、結果を先にいいますと、
私は1週間、朝昼晩寝て寝て寝まくりました。
詳しくいえば食事をする、トイレに行く、本を読む、眠くなったら眠る、
とこれを続けたのです。
そして、うつ病脱却成功へ第一歩を踏み出したのです。
最近G博士も般若心経の研究を独自に始めたそうです。
その成果を伺うのが楽しみです。
これからも折に触れ般若心経については話題にさせてもらえそうです。