AI人口知能、ロボットボディ。今はかなり進化して来てますね~~ | 読書三昧

読書三昧

愛猫との日常+読んだ本、欲しい本等、コミックスから小説、
時には絵本、実用書などを紹介したり、感想書いたりしてます。

今日は晴れの予報でしたが、午後まで
雨が降っていました。


野良さん達、雨当たらない場所で過ごせた
かしら?


我が家のエムたんは、ずっとお布団の中で
過ごしてました。


私は、今日も、親戚のお相手。少々
ダウン気味・・・


それでも、午後は、近所軽く車は走らせに
外出したので、少しは気分転換になりました。

早く、いつもの生活に戻りたいです。


それでは、今日のお勧めはこちらの
文庫です。


『ヴァーチャル・ガール』
(ハヤカワ文庫)
エイミー・トムスン著 田中 一江 (翻訳)


お気に入りの文庫の1つ。
人工知能がボディを得て、冒険する話です。


物語の発端は、AI(人口知能)開発を
禁止されている世界で、あるオタク青年が、
女性型人工知能を開発し、ボディを与えた事。

青年の、技術と、知識をすべてつぎ込み作り
あげられた、理想の女性のようなロボット。


しかし、世界では禁じられた存在故、バレれば
破壊され、青年もただでは済まない。


AIがボディを得て、動けるようになり、
一見しただけでは、人間との区別不能な
状態を得た時、青年は、彼女(AI)を
連れて、逃避行の旅へ!


しかし、事態は2人(一人と1体)を引き離し、
AIは、試練を乗り越え、更なる進化変貌を
遂げていく。


機械的思考、捕え方、認知の仕方、処理の仕方等、
なかなかリアルに書かれていて、読んでいると、
自分もAI的視点で物事を考えてしまったり
出来てしまいます。


プログラムだって、コピーしたものとオリジナルは、
同じものでありながら、それは、既にその瞬間から
同じ内容を持った別のモノという思考。


不要になったコピーデータを消去する事とは、
イコール、そのデータをまさに殺すという事。


読んでいると、色々楽しいとド王子に、色々
考えさせられます。


SF好きな方には、少々詰めが甘くて、残念と言う
レビューもありますが、私的には好きな作品の
一つです。

ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫SF)/エイミー・トムスン
¥882
Amazon.co.jp



妙に逢いたくなります・・・
今は天国の、で殿下。


読書三昧