最近、歌舞伎界の話題をTVの芸能ニュースで見かけますが・・・
私も最近、歌舞伎にハマってます
いままで、「歌舞伎」と聞くと難しそうなどと考えて入りにくかったのですが、
8月の夏休み中に晴海の花火大会を観にいくために歌舞伎座の前を通りかかった時に、現在の歌舞伎座の建物がリニューアル工事のために壊される事を知り、その前に入ってみたいと思ったのが、きっかけです。
まずは8月の夏休み終了後、一日会社をお休みする事が出来たので、行ってみることに
来年の春までは「歌舞伎座さよなら公演」となっています。
1ヶ月ごとに公演内容が変わりますが、
8月は、”8月納涼大歌舞伎”として、
《第一部》
1.天保遊侠録
2.六歌仙容彩
《第二部》
1.真景累ヶ淵
2.船弁慶
《第三部》
1.お国と五平
2.怪談乳房榎
といった内容でした。
そのうち私は、初めての経験で長い時間見ていられるものか心配だったため、《第一部》のみを見てみることに
1.天保遊侠録
は、勝小吉という人物が主役ですが、勝小吉というのは、勝海舟のお父さんとの事!
喧嘩や遊び好きなのですが、面倒見が良くて良い人だった様子が描かれていました。
2.六歌仙容彩
は、5人の歌人が小野小町に恋をして、ふられてしまうというお話なのですが、この5人の歌人を三津五郎さんが一人で踊り分けていて、素敵でした。
歌舞伎を見る際は、イアホンガイドといってイアホンを通して解説してくれる機械を500円位で貸し出ししていて、このイアホンガイドがあれば、当時の時代背景や歌舞伎独特の言い回しなども説明してくれるので、理解しやすいです。
特に、今回の六歌仙容彩はセリフがなく、踊りで意味を表現しているので、解説してもらえると、なるほど~と思う部分が多かったです。
9月は、昼の部と夜の部の2部に分かれていて、
《夜の部》
1.浮世柄比翼稲妻
2.勧進帳
3.松竹梅湯島掛額
を観にいきました
1.浮世柄比翼稲妻
は、染五郎さんなど、ドラマでも見かける人が出てきたので、なんとなく気楽に観れました。
2.勧進帳
は、今回のメイン!!
松本幸四郎が武蔵坊弁慶を演じているのですが、やっぱり迫力があります。
内容も分かりやすく、物語を理解しながらゆっくりと観る事が出来ました。
3.松竹梅湯島掛額
は、いままでとは全く違い喜劇でした。
難しいと思っていた歌舞伎でしたが、こんな笑いのある歌舞伎もあるのですね~。
8月に初めて観たときよりも、9月に観たときは歌舞伎座HPに載っている、あらすじを勉強してから行った事もあり、楽しく見れた気がします。
歌舞伎って、観れば観るほど楽しいのですねー
現在、歌舞伎が改造工事のためのカウントダウンが始まっています。
歌舞伎座の建物の近くに、行われているお話の1枚で表現している絵も展示されています。
チケット売り場。
昔ながらの雰囲気です。
一幕見席は、一幕からチケット販売していて当日購入できます。
いつも歌舞伎座の前を通るとたくさん人が並んでいるので大変かもしれませんが、お試し見物には良いかもしれません。この日は外国人の方々が多かったです。
リニューアル後の歌舞伎座も楽しみですが、現在の歌舞伎座も趣があってよいですよね。
もう少し勉強をして歌舞伎に詳しくなってからまた観にいきたいです。