※ゆっくり考えましょう
犬はご主人様には従順ですが
家族の中で誰か自分より下を作るそうです。
自分は一番下ではないのだという認識なのでしょうか。
人も同じく、まわりに自分より下の人間を
探します。
そして「あぁ自分は一番下ではないのだ」と
安心するのです。
誰しもが一番下にはなりたくないのです。
あいつよりはましだとか
あいつよりは恵まれているとか
思うことで自分の不幸な境遇を少しでも
やわらげようと必死なのです。
冷静になって考えてみれば
そんなことなんの「たし」にもならないのに
なんで・・・と思うのですが
心の不安定を少しでも安定させるには
それが一番の良薬なのかもしれません。
不幸なのは自分だけじゃないと。
幸せ絶頂なときはそんなこと考えないでしょう。
幸せなときは人のことなどあまり気に掛けないのです。
逆に自分より幸せな人はもっといると
浮かれた気持ちをおさめるのでしょうか。
何はともあれ、客観的に自分をみることが
大切です。
自分を見失ってはいけません。
客観的に自分のおかれている状況を把握して
この先どう動けばよいのか方向性を見極めた上であれば
自分より不幸なひとを探してひとときの安心を勝ち取るのも
よいでしょう。
目的もなくただただ自分より不幸な人をいないかなりふりかまわず
探している人がいればその人こそが不幸です。
何の方向性もなくただその場所にとどまり
ひたすらに自分より不幸な人を探しては歓喜する人は
果たして幸せになれるでしょうか。
犬のほうががよっぽと方向性がしっかりしていますね。

