わたしの大好きな日本酒『竹林』の酒かすを購入しました。
丸本酒造さんのオーガニック酒粕です。
獺祭とかのは、かなり前から知ってましたが、これは初めて見たので購入してみました。
(私が知らんかっただけ??)
また、甘酒にでもして頂こうと思います。
そういえば、酒粕を見ると、母方の親戚の叔父さんのエピソードを思いだします。
いわゆるガテン系の、ちょっとヤンチャな雰囲気のおじさんなのですが…。
母や叔父さんが小さい頃は、お菓子などがとても貴重だったとよく聞かされました。
兄弟も多く、家も貧乏だったそうで、当時酒粕に砂糖をまぶした物が、めったに食べれないご馳走だったらしいです。
(試しに私も食べてみましたが、こんなものがご馳走かと落胆した事があります。)
そんなある日、おじさんが行方不明になった事があるそうです。
それで、近所の人たちにも協力してもらたりして、結構な大ごとで捜索が行われたと聞きました。
(私のイメージでは『トトロ』でメイが行方不明になったシーンです)
半日捜索して、見つかったのが、近所の酒蔵さんの絞り終わった酒樽の中。
真っ赤になって、大いびきをかいていたそうです。
私がこの話を聞いたのは、小学生くらいの頃ですが、
当時、「あの時は大変だったなー」と話合う大人たちを後目に、
「え?子供が半日入ってた残りの酒粕は、その後どうなったの???」と疑問に思ったのを覚えています。
まぁ、普通に考えて、売ったり譲ったりしたんでしょうね…。
話は変わりますが、私の高校の頃の担任の教師に、塩を海外から輸入する大型輸送船でのバイト経験があるという人がいました。
その教師の話では、塩はタンクにそのまま満載している状態で、港での荷下ろしの際にショベルカーのような重機で、船から直接堀り取るのだそうです。
それで、重機が使えないような死角の箇所を、スコップによる手掘りでかき集める作業ってのがあったらしいんですね。
それで、
その話の最後に、その教師が言うんです…。
「作業者は、タンクに入ったら丸一日出てこれないんだけど、トイレとかってどうしてたと思う???」
と。
もう少し詳しく話すと…
教師「小便は、まぁそのまま溶け込むから大丈夫じゃない?」
(私「おい…」)
教師「でも、大きい方は、さすがに先生も罪悪感あったなー」
(私:絶句)
その話を聞いて以来、塩や粉モノを買う時に、ちょっとだけ心配になるんですよねぇ…。
大丈夫だよね???