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Mr.Gの気まぐれ投資コラム

50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

 

減税、バラマキ、社会保険料の負担軽減、いずれも選挙に向けての国民が食いつきそうな餌だが、財源はどうするのか?についてはあまり語られない。

 

税収は増えているのだからそれを使えば良いという話しもあるが、そもそも赤字財政なので、結局は国債を発行することになるだろう。

 

たとえ消費税をゼロにしたところで、老人達がため込んでいるカネを吐き出すとは思えない。

 

むしろ、減税もバラマキも結果としてはインフレを加速させる恐れがある。

 

結局、減税やバラマキ以前にどこかで予算を削らなければならない。

 

国家の安全を捨てて、防衛費をゼロにするとか?

 

社会保険料をゼロにして、公的医療、介護、年金を制度ごと崩壊させ、老人を死に追いやるか?

 

そんな公約を打ち出す政党に国民が投票するはずもないが・・・。

 

消費税は法律的には社会保障の財源とされているため、消費税を減税するのであればどの社会保障、例えば年金なのか、医療なのか、介護なのか生活保護なのか、もしくは子育てなのかわからないが、削減する部分もしっかり提示するべきだろう。

 

消費税収の増加を図る手段として、外国人観光客などへの消費税の免税制度を廃止するべきだとの声もあるようだが、社会保障給付は140兆円もあって、インバウンド消費は多く見積もってもGDPの1%であるとすると5兆円ぐらいしかなく、焼け石に水だ。

 

インバウンドの外国人から消費税を取ったとしても、抜本的に社会保障の財源が変わるわけではないので、それだけでは足りないので社会保障の給付と負担のあり方は抜本的に見直さないとどうにもならない。

 

財務省によると、標準税率の10%がかかっている分の税収は、1%あたり国・地方あわせておよそ2兆7000億円、軽減税率の8%がかかる分は、1%あたり国・地方あわせておよそ6000億円となっている。

仮に税率を引き下げて軽減税率も含めて一律5%にした場合、15兆円規模の減収となり、食品など軽減税率のみ8%から0%に引き下げた場合は、4兆8000億円の減収となる計算だ。

 

財源を赤字国債の発行に頼ってバラマキや減税を行えば、地獄のようなインフレに見舞われる可能性もある。

 

巷では、うんこ味のカレーか?カレー味のうんこか?という論争が起っているが、今回の選挙は、投票しなければうんこ味のうんこを全国民が食べることになると言われている。

 

今のところ国民が食わされているのは、カレー味のうんこと言ったところだろう。

 

私が個人的に気になるのは、日本人ファーストという名の下に外国人排斥を訴えるような風潮で、これはまるで第一次大戦後のドイツの様相と似ている気がする。

 

いずれにせよポピュリズムの台頭は、資本主義経済の末期的症状であることには変わりない。

 

「ポピュリズムは、大衆に迎合する政治スタイルとして、排他的な感情を煽ることがあるため、注意が必要です。」

・・・とAI先生は言っている。

 

 

 

 

 

明日7月5日には日本が大地震に襲われるとの予言があり、その場合にはもはやこんなことはどうでも良いのだが、まあ起こるにしても明日ではなさそうだとMr.Gは言っている。

 

6月10日に、突然この「HSBC香港の口座が開設できなくなった」というニュースが入ってきて1ヶ月が経とうとしているが、現状で分かっている事を整理しておきたい。

 

HSBC香港に関しては、100万香港ドル(約2,000万円)以上の資産証明があれば、プレミア口座なら開設可能というのが現状だが、ONE口座に関しても開設申請ができないというわけではない。

 

ただ、申請は現地の窓口に行かなければならず、事前の予約は今のところできない。

 

新しい口座開設申請システムに対応している15ヶ国のパスポート保持者であっても、現地の窓口に行ってからアプリをダウンロードし、そこから口座開設申請の手順に従って、パスポートの写真をアップロードしたりしてその場でオンライン申請することになる。

 

日本パスポートの日本居住者の場合、アプリの口座開設申請システムが日本のパスポートが対応していないため、窓口でマニュアルでの申請になる(セントラル本店もしくはモンコック支店のみ今のところ対応)。

 

このパスポートの写真を読み込むことによって新規口座開設の申請を行うシステムに対応している中国、アメリカ、カナダ、英国などを含む15ヶ国にはHSBCが進出しており、その国で認可を受けて個人向け銀行サービスを提供していることが関係しているような気がする。

 

申請したあと、その申請が許可されるかどうかは、窓口の人間ではない内部の別の部署の管轄となり、アプリによる申請の場合でも数時間、マニュアル申請の場合は何日かかる可能性がある。

 

つまり、現状でONE口座を作ろうとすると、その申請の為だけにいちど渡航する必要があり、しかも承認されるかどうかは申請してみないと分からない。

 

この時点で、殆どのひとはチャレンジする気にもならないだろう。

 

承認されるまでの間には、承認作業を行う専門の部署から確認の電話が本人のスマホにかかってくる事もあるようで、その時点で英語での対応ができなければそれもアウトとなる。

 

「口座開設の目的」というのは必ず聞かれる質問のひとつで、通常は「投資」目的と答えるべきだが、HSBC香港の場合は、「投資口座を日本居住者が開設できない」状況なので、そこを突っ込まれるとちょっと返答が苦しい。

 

それでも、現地ビザを持たない外国居住者が回答すべき「口座開設の目的」は、基本的に投資目的であるべきだと思われる。

 

今のところ、HSBC香港で今後ONE口座を開設するときに、「口座の開設目的を証明できる文書」が要求されるかどうかはわからないが、もし開設目的が「投資」であれば、なにか投資をしている証明(基本英文のもの)が必要ということになるだろう。

 

このように、申請の為にいちど渡航し、あるかもしれない電話インタビューをクリアして、承認されればそこから口座開設の手続きということになる。

 

まだ、香港のビザを保有しない日本居住の日本人が6/10以降にONE口座を実際に開設できたケースは聞いていないので、先ずは誰かがやってみるしかない。

 

口座開設を手伝ってくれる業者としては、いくらお金を払ってもらってもONE口座に関しては開設できるという保証は今のところできないだろう。

 

プレミア口座を2,000万円以上の資産証明で開設するなら受けてもらえるに違いない。

 

最初はプレミアで開設して、後でONEにダウングレードすることも可能なので、合計が2,000万円以上の資産証明として、複数の通帳やオンラインステイトメント、証券会社で保有する株式などの口座残高明細などがあればそれで開設をして、半年くらい経ってからダウングレードするというのが今のところHSBC香港の口座開設に関しては最も現実的なアプローチかと思われる。

 

代替銀行として、かつてはStanndard Charterd Bank(スタンダードチャータード銀行)が利用されてが、今はHSBCよりもハードルが高くなっていて検討の余地もナシ。

 

CITI香港に関しては、150万香港ドル=3,000万円以上の預金を前提としたGOLDアカウントなら作れると思われるが、あとで普通のアカウントにダウングレードした場合には口座維持手数料が馬鹿高いのであまりお勧めできない。

 

中国銀行、ICBCなど中華系銀行の香港支店も代替候補ではあるが、中国銀行以外はローカル色が強く日本人は難しいかもしれない。

 

結果として、HSBCのONE口座が作れなかった中国人が、中国銀行に殺到している為、中国銀行は混み具合も半端ないし、審査も厳しくなってきているように思われる。

 

まだ、状況が落ち着いてくるまでは数ヶ月は要すると思われるが、現状は割と絶望的というか、「証明できる流動資産」が数千万円既にある人以外は、香港での口座開設は難しいといった感じではある。

 

HSBCの担当者いわく、プレミアを開設するにあたって提示が要求される「流動資産」の証明として認められるものは、銀行の残高証明、証券会社の口座残高明細などであり、不動産や保険証券、現金(タンス預金)などは対象にならない。

 

最近の傾向では、一応は用意して持っていくことが推奨されているが、「英文の住所証明」は要求されないことが多い。

 

その代わりに、タックスIDとして、日本居住者であればマイナンバーカードや通知書のオリジナルを提示することが必須となっている。

 

英文の住所証明も、免許証を持っている人であれば、「国際運転免許証」くらいしか日本では公的機関が発行する写真入りの英文住所証明はなく、免許を持っていない人の場合は、銀行に住所入りの英文残高証明を発行してもらうしかなかったが、今後は、もし2,000万円以上の残高証明がどこか一行で出せるのであれば、その銀行で発行された英文の住所入り残高証明がプレミア口座開設申請には有効であると考えられる。

 

HSBCに限らず、どこの銀行でも方向性としては同じで、香港に居住していない外国人の新規口座開設に関しては、ある一定の証明しうるクリーンな資産を持っていること、明確に口座の開設目的が投資や運用であり、それを証明できることという名目で、顧客を選別し、カス客やヤバい客を排除しようとしているには変わりない。

 

そうであれば、排除されないような優良顧客の条件を自分が身につけるしかない。

 

できなくなってから口座開設の問い合わせが増えているようだが、状況は日々変わっているので、どうしても口座を開設したいと思う人はあまり期待せずにまめに口座開設のサポートを行っている会社に問い合わせてみるのが良いだろう。ますは試行錯誤でチャレンジしてみないことには解決の糸口も掴めない。

 

 

あと、この状況が今後も改善されず、日本居住者のHSBC香港ONE口座がほぼ無理という最悪の事態を想定した場合、いま既にONE口座を持っているひとのその口座の価値は非常に高いものになる。

 

その価値を理解せぬままに、放置して休眠になっていたりアプリも導入できていなかったりするひとは、早急にこの口座の復旧を試みた方が良いだろう。

自分ではどうしようもない人は、サポート会社に連絡して欲しい。

そのまま腐らせるのは実にもったいない。

 

 

 

 

ハイブランド・ジュエリーで顕著に見受けられる傾向だが、みんなが欲しがるものが店頭になく買えず、転売などで値段が上がり、より多くの人がそれを欲しがるようになり、更に値段が上がるという一種の錬金術みたいな現象が起っている。

 

これは、値段が今上がっているものは、この先に高くて買えなくなる、もしくは今買っておけば将来価値が上がると想像してそれを買いたくなるという民衆心理を利用した一種のマーケティングだと言える。

 

予期せず偶然そのようなことが起る場合もあるが、予期せずに拡大した需要に対して供給キャパシティーが極端に少ない場合だと考えられる。

 

謎に若い女性に人気の「リコーGR3」というコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)などはそんな感じがする。

 

そもそも、値段が上がっているものをひとはなぜ欲しがるのか?

 

値段が上がっていて、入手困難なものは、多くの人に支持されていて良いものに違いないという安心感はある。

 

もし、金やBTCの値段がこの10年下がり続けていたら今誰も金もBTCも買おうとはしないだろう。

 

投資の世界では、「頭と尻尾はくれてやれ」というが、最安値で買うことも最高値で売り切ることも難しい。

 

投資市場では、この心理に則って、下がり続ける銘柄は見向きもされず、更に下がり続け、上がり続ける銘柄を上がるほどにより多くの人が買うために、更に価格が上がり、そして更に多くの人がそれを買って、また更に値段が上がるというバブル現象が起こる。

 

しかし、いつかどこかで価格は飽和し、下落し始めるが、それでも高値で買ったひとはまた上がると信じてそれを手放すことができない。

 

結果として、多くの人が損をし、その買い時と売り時を欲張らずに決めたごく一部の人だけが得をする。

 

そのことが予想できるのは、価格をそのようにコントロール出来る仕掛けがあれば、その仕掛けを打った人だけということになる。

 

株取引であれば、違法なインサイダー取引や、仕手筋による価格操作が確実に勝てる方法ということだ。

 

しかし、投資商品ではなく、ハイブランドでもないキャラクター商品でそういった現象が起こるというのは摩訶不思議だ。

 

最近の例をあげてみると、LABUBU(ラブブ)バブルというものがある。

 

これなどは、キャラクター商品を利用した中華系仕手筋のキナ臭い匂いがプンプンする。

 

LABUBU(ラブブ)という中国の玩具メーカーPOP MART(ポップマート)が展開するオリジナルキャラクターがアジアを中心に世界中で大流行していて入手困難となっており、定価より高い価格で転売されている。

 

この「LABUBU」は香港出身のアーティストのカシン・ローン氏が、北欧神話の影響を受けて創作したストーリー「THE MONSTERS(ザ・モンスターズ)」の登場キャラクターの1つで、その外見は、毛むくじゃらの身体にウサギのような耳を持ち、大きな笑顔から9本の尖った歯がのぞいている。

 

面相の悪いウサギかと思ったが、ウルフらしい。

 

BlackPinkのリサが愛用したことで人気に火がつき、SNSで拡散されたことがきっかけで世界的に人気になったと言われている。

 

ポップマートが独占販売するLABUBUのキャラクター製品は、世界中で引っ張りだこで入手困難になっていおり、入荷情報が流れると店舗には長い行列ができ、わずか数分で売り切れることも珍しくないらしい。

 

中国では6月10日、ローン氏がポップマートと契約する前に制作されたオリジナル版LABUBUのフィギュアがオークションに出品され、なんと108万元(約2,175万円)もの高値で落札されるほどの過熱ぶりだ。

 

そして、このLABUBUの世界的ブレイクが起爆剤になり、香港証券取引所に上場するポップマートの株価はうなぎのぼりだ。6月12日の終値は266.8香港ドル(約4922円)と年初時点の3倍近くに上昇し、時価総額は3,500億香港ドル(約6兆4,570億円)を突破している。

LABUBU人形ではなく、POP MARTの株を買っておけば良かったと思うくらいだ。

 

このように、投資商品でもハイブランドでも、フィギアのようなキャラクター商品でも、多くの人が買うから値段が上がるのか?値段が上がるから多くの人が欲しいと思うのか?どちらが先かはわからないが、物に関しては本当に自分が欲しいと思う必要な物かどうかをよく考えて買うべきだろう。

 

投資的な観点でも、これから価値の上がるだろう今はリーズナブルな価格のものを買った方が良い気はするが、SNS上のマウンティング界隈では、「多くの人に自慢できるもの」でなければならないという呪縛が蔓延しており、それがインフルエンサーを利用した情報操作によるマーケティングを容易にしているとも言える。

 

本来、買いたいと思う欲しいものは、どうしても必要な物か、自分が自分の感性で惚れて好きになった物であるべきなのに、「値段が上がって手に入りにくい物」を誰かが見せびらかして、それが欲しくなるけど手に入らないので、もっと欲しくなるという、所有欲求の増幅効果と、日本人にはあまりまだ普及していない感覚かもしれないが、勝ち馬に乗る原則に則って価格の高騰するものを所有欲求とは別の次元で純粋に買う中国人の影響も大きいとは思われる。

日本は参議院選挙を前に、バラマキだの減税だの各党からいろんな政策案が飛び交っているが、結局のところどれをとっても景気対策には繋がらないだろうという絶望感を個人的には感じている。

 

現在の世の中の空気は異常というか、不気味さが漂っており、その原因が何なのかはハッキリとは分からない。

 

世界はトランプ関税に振り回され、停戦にたどり着かないロシア/ウクライナ紛争、ガザ地区紛争、イスラエル/イラン紛争と、中東イスラエルを中心に紛争というか少し間違えば第三次世界大戦にもなりかねない危機が日常的に起っている中で、日本では大地震が来るというような予言に振り回され、コメの価格が高騰し、TOKIOが国分不祥事で解散するとか、気象庁の記録にないような突然の梅雨明けによる猛暑とか、全く次元の異なる色々な問題に振り回されて何が何だか分からない混沌とした状況とも言える。

 

世界の情勢や、気候や地震などは、そもそも我々一般市民にはどうすることもできない類いなので、心理的に影響はあるだろうが、それが消費や経済活動に直接的な影響はないだろう。

 

では、なぜ日本の景気はパッとしないのだろうか?

 

おそらく、まだ本格的に起っているとは言えない「インフレ」の無言の圧力を市民が感じているということなのではないだろうか?

 

過去30年を振り返ってみても、政府による金融緩和政策によって十分な資金が市場に提供され続けたにも関わらず経済成長も賃上げもインフレもなかったのは、銀行からお金が市場に回らなかった=つまり国民がお金をあまり使わなかったという事に他ならない。

 

今現在も、一般市民レベルは節約をし、なるべくお金を使わないように努力しているに違いない。

 

そんな中、大抵の人が毎日食べるコメの値段が倍になってしまった。

 

エルメスやシャネルのバッグなどハイブランドの価格が倍の値段になっても、殆どの人には影響はないが、コメの値段が倍になるとは誰も予想もしていなかったし、毎日食べる主食であるコメの価格が倍になることが一般市民の生活に打撃を与えた事は事実だろう。

 

これは、政府/農水省によって流通や供給が管理されて、コメというものはある程度安定した価格で常に手に入ると信じ切っていた国民に冷や水を浴びせたに違いない。

 

冷静に考えれば、ロシアとウクライナの紛争が始まって以来、小麦の価格が高騰し、それに伴って小麦製品や飼料の高騰によって肉類も値上がってきたことを考えると予想できる話しだった。

 

市場で流通し、主食として毎日口にする食料品の価格が倍になるという事実が国民に与えたインフレの恐怖は、今のところ暴動にこそ繋がってはいないが、政府に対する不満を一気に増大させたに違いない。

 

流通を規制することによって転売やぼったくりを排除することはできても、市場経済において取引される物の価格変動を政府が政策によって100%コントロールすることはできない。

 

為替についても同様だ。

 

この令和の米騒動から、日本円というオカルト通貨の価値もいずれは制御不能に陥るかもしれないと国民が気付くことが政府にとってはもっとも恐れるべき事態だろうが、世の中にそれほど想像力のある賢い国民が殆ど居ないのが救いだろう。

 

多くの一般市民が取る行動は、物価高によって相対的に可処分所得が減れば、消費を控えるという節約であり、それが景気をより悪化させる。

 

コメでも同じだが、皆が買わなければ価格は下落するばずだった。

 

ただコメは日本人にとって節約不能な主食なので、買わないという選択肢は無い。

 

政府としてできることは、ビーチク米や安い輸入米をジャブジャブに市場に投入するしかないが、それをすると元々コメでは儲かっていない農家がよりコメを作らなくなり、将来コメが不足する恐れがある。

 

経済市場の空気というのは、市場の購買意欲という目に見えないものに支配されており、株や金など投資商品の場合、価格が上がり続けるほど購買意欲は高まり、それが更に価格を押し上げるが、食料品を除く一般消費財においては、価格が高ければ買い控えが起り、価格は下落する。

 

世界の中で日本という先進国でのみインフレが抑制されている原因は、日本人がケチで節約家で我慢強いからとも考えられる。

 

果たして、どこまでその節約家の国民が我慢できるのか?が問題だろう。

 

だが、我慢できなくなったとしても、それを政府にぶつけたところでどうにもならないのが悲しい。

 

いまカネを持っているひとは、そのカネをすぐにでも海外に移転(資産疎開)させるべきだが、カネのない人には何もできることがない。

 

あるとすれば、カネを銀行に積み上げている主に高齢者の現金資産を何らかの形で自分たちに移転させることによって、高齢者を追い込むという若年層による親殺し的な革命しかないのかもしれない。

 

そういう意味では、早期に医療、介護、年金といった社会保険制度を崩壊させて負担の先送りではなくゼロリセットするというのも悪くはないのかもしれないが、いまそれが崩壊すると既にどっぷりそれらに依存している殆どの高齢者にとってはほぼ死を意味する。

 

ただ、これは先送りにしてもいつまで保つかわからないものを先送りにしているのであり、破綻するまでの負担は若い世代が背負うしかなく、その恩恵を自分たちが受けるまで同じシステムは保たないだろう。

 

今の政治家たちが、国民の中でどの年齢層や所得層に対して政策アピールしているのか?を冷静に見極めなければ、こういったときに蔓延りがちなポピュリズムの罠に嵌まってしまいそうだ。

 

 

 

 

迂闊にも、NETFLIXのお勧めで出てきた『タコピーの原罪』第1話を観てしまい、その重さに驚愕した。

 

これは、完全に鬱系の作品だ。

 

 

ハッピー星から来たという、ほぼ見た目タコのタコピーというほのぼのとしたキャラ設定の宇宙人が、ハッピー道具をつかって人間を幸せにしようとするが、それが完全に空回りして絶望の方向に向かっていく「悪夢版ドラえもん」。

「地球人の倫理観を理解できないがゆえに状況を悪化させるタコピーは狂気、本編や回想で明かされる登場人物の背景は闇が深いものとして評価されている。」・・・らしい。

 

本作品の原作漫画は、ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で2021年12月10日より2022年3月25日まで連載されたもので、既に完結している為ストーリーはほぼネタバレしているが、それでもこの闇に取り憑かれてアニメ版を観てしまうに違いない。

 

アニメ化に関しては、相当な勇気が必要だったと思われるが、どのように演出されているのか興味が尽きない。

 

『まどマギ』『ハッピーシュガーライフ』『メイドインアビス』『チ。』などが好きな人には向いているだろう。

 

気分転換に全く真逆な面白さで毎回素直に笑える『ウィッチウォッチ』を合わせて観ることをお勧めする。

 

 

マン島籍FPI(フレンズプロビデント・インターナショナル)のオフショアファンド積立年金商品(プレミア/プレミアウルトラ)の証券をまだ持っている方が、サンライフ香港の養老年金保険サンジョイやロイヤルフォーチュンに乗り換えるケースが増えてきているようだが、実際やるべきなのだろうか?

 

私自身は、満期保有しているフレンズプロビデントが1本と、もうすぐ満期になる証券が1本あるので、それに関してはロイヤルフォーチュンに乗り換えようと思っている。

 

海外のUSドル建て積立商品を解約して、いまこのタイミングで日本の銀行で円で受け取って円建てで利益確定しようとするのがいちばん推奨できない愚かな行為だが、このまま10年以上続けている積立をこの先も続けていったからといって、必ずしも運用はプラスが加算されていくとも限らない。

 

どこかでどーんと一気にバリューが下がってしまうリスクもある。

 

解約して、USドルのままサンライフ香港のサンジョイやロイヤルフォーチンに載せ換えてしまえば、損益分岐点を過ぎた後はマイナスになることないので、そういう不安からも解放されるし、為替によって変動する毎月の支払いを杞憂することもなくなる。

 

また、サンライフ香港のサンジョイやロイヤルフォーチュンは受取人の指定と証券の分割や名義変更が可能なので、もしもの時にはすぐに手が打てるという安心感もある。

 

基本的に、既に停止や減額しているか、これからそうしようとしていて、解約時価が5万ドル以上あるのであれば、乗り換えした方が良いだろう。

 

もしくは、満期が来ているか、数年後には満期になる証券で、現状運用的にもUSドル建てでプラスが多少でも出ていれば、乗り換えは推奨できる。

 

問題は、乗り換えをしようにもHSBC香港など海外の銀行口座を持っていない場合だ。

 

フレンズプロビデントを解約する場合、USドルのまま海外の銀行で受け取るのが本来なら理想的だが、海外の銀行口座を持っていないひとの場合、日本の銀行で受け取るしか方法がない。

 

日本の銀行のUSドル預金口座でUSドルのまま受け取るというひとも居るが、日本の銀行でUSドルをそのまま持っておくのは(外貨が預金保護の対象ではないため)あまり安全とは言えない。

 

また、折角10年以上もかけてクレカで移転したUSドル建資産を、日本の銀行で受け取ることは、長年金庫に貯めてきたタンス預金を新紙幣に両替するために銀行口座に入金するのと同じように、別に悪い事をしているわけではないのに銀行経由で税務署に脱税予備軍のフラグを立てられる恐れもある。

 

乗り換えの為に、海外の銀行口座を開設するというのも、その先の事まで考えると推奨されるが、残念なことに香港のHSBCでは新規の口座開設が難しくなっている(不可能ではないが条件は厳しくなっている)。

 

※だからといって、渡航せずとも銀行口座開設が可能なジョージアとかアゼルバイジャンとかモンゴルとかソブリンリスクの高い地域の銀行口座を安易に開設するのはお勧めしない。

 

既に、HSBC香港の口座を持っているひとであれば、HSBCで受け取ってそこからサンライフの口座に送金することはインターネットバンキングかスマホアプリ上で簡単にできる。

 

もし、解約時価が13万USドル(約2,000万円)以上あるのであれば、海外口座がなくとも間違いなくロイヤルフォーチンへの乗り換えが推奨されるが、その場合は日本の銀行のドル預金口座で受け取って、円建ての確定利益があれば税務申告し、その日本のドル預金口座から香港のサンライフ口座に海外送金するしかないだろう。

 

別に税務申告さえすれば、何の後ろめたいこともない。

 

マン島フレンズプロビデントが日本居住者の契約受け入れを停止したのが2012年なので、最後に始めた人でも既に13年は経過している事になる。

 

2010年頃が日本人のフレンズプロビデント契約ピークだったことを考えると、多くの人が15年目くらいだろう。

契約の大半は25年契約だっただろうが、15年くらい500ドル/月で続けていたとしたら元本は9万ドル、時価では10万ドル超えているに違いない。

 

これを解約すると、残存年数10年なので、早期解約手数料は18ヶ月分の時価の45%程度なので、5,000ドルくらいはロスが出ると考えられる。

 

いままで、減額や停止をせずに続けてきた人であれば、あと10年くらいでも頑張ってできるところまで続けた方が良いに決まっているが、円安により毎月の円での支払いが500USドル=7万円を超えてきているので、もう停止したいとか減額したいというのであれば、解約してサンライフ香港のサンジョイやロイヤルフォーチュンに乗り換えるという考えも悪くはない気がする。

 

積立は基本的に支払いを継続していなければ不利というか負け試合になってしまう。

 

あと、フレンズプロビデントの証券も名義変更は可能なので、子供に名義変更してそのまま親が支払いを継続するか子供に自分で払わせるかという選択も一応はある。

 

最終的な判断は、海外IFAのライセンスを持った担当者に相談することをお勧めする。

 

本来乗り換え営業というのは、日本の生命保険会社でも昔から横行しているものの、基本的には禁じ手なので、よく考えて行動を起こして欲しい。

 

鶴巻和哉監督による新時代のガンダム作品「Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」全12話が大団円を迎えた。

 

ファーストガンダムからのオマージュが大量に散りばめられ、制作にスタジオカラーが入っていたということもありエヴァ的な表現も混ざったポップな作品であり、ファースト世代からのガンダムファンを喜ばせる要素満載で、ララアの思念によって生み出されたパラレルワールドの1つが描かれている。

 

既に多数のネタバレ記事や難解な解釈がネット上にはあるので今更だが、以下ネタバレ注意。

 

GQはララァとシャア、マチュとシュウジの時空を超えた恋愛の物語だ。

 

ひとは全てを手に入れることはできない。

 

たとえ、ニュータイプが存在し、時間軸をゆがめていくつもの世界線を生み出すことができたとしても。

 

それでも、正史ではシャアをかばってアムロに56された筈のララァは、その神的なニュータイプ能力によって時空をゆがめて、いくつものパラレルワールドを作り出していた。

 

この作品では、ファーストの最初の場面で、アムロがガンダムに乗らず、シャアがガンダムに乗ることによって作り出された世界を描いているが、これはララァが「シャアが白いガンダムに殺されない世界」を求めて作り出した無数の世界線のひとつだ。

 

その世界線の先に、マチュやニャアンが現実の今の世の中とさほど変わらない普通の高校生として生活していた。

 

そういう設定なので、正直やりたい放題で正史をいじくり回すことが可能だし、ファーストを観ていない人にとってもその呪縛に縛られることなく純粋に楽しめるはずだ。

 

巷ではファースト世代のひとたちの反響のほうが大きく、誰が誰で、何が何か?みたいな話しが放映期間中も飛び交っていたが、ファーストを観ていないと理解できない部分にあまり囚われてしまうとこの作品の本来の面白さは薄れてしまうかもしれない。

 

謎は謎のままでも、面白い作品は面白いものだ。

 

それでも、たった12話で見事に伏線回収してまとめたところは素晴らしい。

 

結局、エヴァにしても何度観てもわからない部分は分からない。

 

そういう寓話的な世界観だと思って深く考えずに観れば楽しめるのかもしれない。

 

そもそも、今回も重要人物として登場した「ララァ」って何?誰?という人の方が多かっただろう。

 

ファースト世代のガンダムファンにとって、ララァは、ララァであり、ララァでしかないが、知らない人が観ればララァ・スンという謎のインド人であり、シャロンの薔薇と呼ばれるGQ世界線では存在しない筈の(正史ではエルメスと呼ばれた)モビルアーマーの中に凍結されながら時空を旅している強力なニュータイプの少女だ。

 

ファーストにおいても、ララァは後半になるまで登場しないキャラなのだが、ララァの登場以降、戦争の道具として研究されていたニュータイプという単にエスパーっぽい勘の良い能力が、言葉を超えた人間同士の拡張した認識能力というオトナっぽい展開に変わり、そのインパクトがファースト世代にとってはあまりにも強烈だったために50年近く経った今もその呪縛から離れることができなくなっている。

 

ニュータイプの概念も最近の作品では薄れてしまっていたので、ファーストではたった1話でアムロにやられていたシャリア・ブルが主役級で登場する設定は、ファーストのを観ていないひとにとってはただのひげのイケオジキャラに過ぎない。

 

ポルシェ好きの間で、空冷VS水冷論争みたいなものがあるように、ガンダム好きの世界でもファースト派とそれ以外みたいな確執があることは事実で、その隙間は埋まることがない。

 

今回の作品では、ファーストからのパラレルワールドを描くことによってその埋まらない世界観を別の世界線で埋めてしまおうという大胆な試みだったに違いない。

 

正直、ファースト世代のGはむちゃくちゃ楽しめた。

 

ファーストを観たことがないというひとは、きっと登場人物の背景で分らない事も多いだろうが、それでもおそらく楽しめる。

 

そして、見終わった後でいっぱい謎が残るだろうから、それからファーストを劇場版3部作&逆襲のシャアを観れば良いんじゃないだろうか。

 

誰ひとり殺さないニュータイプの主人公マチュと、存在そのものがオーパーツのようなシュウジとの出会い。

 

自分のシャアへの思いで、いくつもの世界線を勝手に作り上げて、なんど試しても白いモビルスーツにシャアが56されるループから抜け出せないララアと、正史ではザビ家への復讐で性格が歪んでしまっていたマザコンのシャアがどうなるのか?

 

マチュとニャアンはどうなるのか?

 

シュウジは一体なんなのか?

 

そもそもニュータイプって何?

 

最後にセイラさんとランバラル登場ってのはファースト世代へのサービス過剰だが、何だかんだのハッピーエンドで大満足。

 

ガンダム公開から50周年に向けて、ファーストの呪縛を解き放つための大胆な試みは成功と言えるだろう。

 

 

基本アホは最強だ。

 

アホは考える前に動く。

失敗しても笑っている。アホだから。

そして気付いたら勝っている場合もある。

本物のアホは勝つまでやる。

 

 

2018年に馬鹿道に目覚めて馬鹿道シリーズを書き始めて数年は書いていたのだが、最近ご無沙汰していた。

改めてアホになれる人間は最強だと感じる。

 

 

 

ストレス耐性と思考の柔軟性が、ヒトという生物がこの世界で生き残る上で重要だと誰かが言っていた。

 

人間という高等知能を持った生物が健康で長生きをするためには、ストレスをどう回避するか?が重要なのだ。

 

知能が高ければ高いほど、本能的に動くことよりも最適解を求めて考えて動くことが多くなるし、どう考えても無理ゲーな状況にぶち当たったときに、それが認識できてしまうことによって自然にストレスが発生する。

 

「馬鹿道」的には、アホになることで一時的にストレスを感じる脳の働きをオフにし、自然体のまま、本能による行動比率を高め、深く考えずに直感的に行動することが可能だ。

 

しかし、馬鹿道の奥義としては、解決不能な問題についてあまり考えないということがゴールではなく、悩まずにアホになって、苦境をも笑って楽しみ、前向きに行動することによって、結果としてその問題が100%解決できなくても、そこそこ良いところに自然体で着地するところを目指している。

 

日本人は、往々にしてクソ真面目な性格なので、特に高等教育を受けたエリートほどプライドが高く、自分にはどうすることもできない問題や乗り越えられない壁にぶち当たった時に、それを論理的にスルーしようとする傾向がある。

 

問題を先送りにしたり、考えても仕方ないことを考えないように、諦める道筋を考えてそれがまたストレスとなる。

 

最終的には、周りにいるあまり物事を深刻に考えないナチュラル馬鹿な人たちと同様に、無駄に足掻かず物事を解決しようと努力せずに諦めてしまう。

 

馬鹿道では、馬鹿だから諦めるのではなく、馬鹿になって勝つまで諦めない姿勢が望まれる。

 

馬鹿だから、何度壁にぶち当たっても諦めずにぶち当たり続けることが大切であり、そのうちに偶然壁が乗り越えられなくても、ぶっ壊れるかヒビくらいは入るかもしれない。

 

そして、そのような一見無駄で馬鹿に見える行動の積み重ねが、その人のメンタルを強化し、ストレス耐性も高まる。

 

しかし、やっかいなことに個々の人間のアイデンティティーともいえる「記憶」がそれの邪魔をする。

 

「成功体験」を積み重ねることが、将来より大きな成功を勝ち取るために重要だといわれるが、1つの成功体験を記憶するために、いったい何度の失敗体験を記憶しなければねらないのかを考えると、成功体験を積み重ねる前に、失敗体験の記憶に埋もれてしまう。

 

人間は、良いことも悪いことも経験して記憶してしまうが、都合良く嫌な記憶だけを消去することは難しい。

 

むしろ、性格が歪むほどつらく衝撃的な記憶ほど、トラウマのように死ぬまで付きまとうものかもしれない。

 

それは、経験した私からするととても辛いことだ。

 

そういった辛い経験や後悔の記憶を後から消去するのは難しい。

 

だからといって、そのリスクを恐れてチャレンジしない人生など面白くもないし、その先に成功もない。

 

恐怖心を拭い去るには馬鹿になるか、興奮してアドレナリンを大量に分泌するしかない。

 

馬鹿道の極意は、リスクを顧みず恐怖心を打ち消して物事に能動的にチャレンジする為に自分の中にいつでも瞬間的に馬鹿になれる馬鹿スイッチを装備することだ。

 

瞬間的に馬鹿になれれば、その瞬間は迷わないし、悩むこともない。

 

「馬鹿になれ」と言うのは簡単だが、本当の馬鹿でもないかぎり、自分でスイッチを入れて馬鹿になるというのなかなかできることではない。

 

この馬鹿げた馬鹿道は馬鹿に奥が深く、ホンモノの馬鹿でないと習得できないかもしれない。

 

歳を取ってボケて記憶も思考能力も失っていくのは、ストレスを軽減し長生きするための自然の摂理なのだろう。