フレンズプロビデントやRL360(旧ロイヤルロンドン)のオフショア積立をやってきた人たちの多くは、円安が進んだこの2年くらいの間にかなり解約してしまったかもしれないが、それでも頑張って続けている日本人はまだ数万人程度は残っているだろう。
そういう人たちも、今年一年はなんとか頑張ってもらいたいものだ。
2019年から書き続けてリブログしてきた、この無駄な励ましの記事もおそらくは今年が本当の最後になるだろう。
今年中に起こるであろう為替や経済の変動、特にインフレ地獄はおそらくもう政府が誤魔化しようのないレベルで我々国民に襲いかかるに違いない。
折角やってきた、オフショアでのドル建ての積立投資は、金額に関わらず日本がハイパーインフレに見舞われたときの最後のセーフティーネットとなるに違いないが、日本での株高を背景にその貴重なドル建て資産を日本に持ち帰り、新NISAに突っ込もうなどと脳天気に考えるひとたちに、この期に及んでかける言葉はみつからない。
現実問題として、円安にと物価高によって毎月の支払いがキツくなって脱落していく人たちがいるのはある程度仕方がないのかもしれないが、生き残るひとは生き残る。
ただ、その数が数万人規模というのは余りにも少なすぎる。
つみたてNISAをやっているひとの数がいずれは1,000万人以上になるだろうが、生き残るのはその1,000万人なのか、オフショア積立を続けた1万人なのかを考えたときに、答えは自ずと出る。