オフショア積立を円安で利確するのは今なのか? | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

 

現実に1ドル=147円くらいになった今、まだ日本国民は飢え死にしてはいない。

我々が徐々に円安に慣れてきていることは(以前黒田さんが言っていたように)事実だ。

 

そして、我々は慣れてきているのではなく、巧妙に慣らされてきているのかもしれない。

 

海外に行くと、円換算したときの物価の高さに驚かされると思うが、円安だけが原因ではなく、世界中でインフレが進んでいるのだ。

 

日本だけ大した賃上げもなく、減税措置もなく、これと言った政府の補助金もなく、このインフレを耐え忍べと言うのだろうか?

 

このままでは、日本は世界でも有数の賃金の安い国になってしまいそうだ。

 

亡くなられた安倍さんが言っていた、「美しい国、日本」が、「美しいが。貧しい国、日本」になってしまいそうだ。

 

今も、円安が進むにつれて、フレンズプロビデント、ロイヤルロンドン(RL360)、インベスターズトラスト(ITA)などのオフショア積立を解約しようとか、引き出して日本で受け取ろうとか考えるひとが増えるが、1年前に言ったとおり、まだその時期ではないかもしれない。

 

本当に生活できないくらい困窮しているのであれば、積立の停止や減額はやむを得ないが、解約するのは(新しいお札が発行される)来年の7月までは待った方が賢明だろう。