日本国内の生命保険は、まさに「ドントルックアップ」の世界だ。
或いは、プペルの「えんとつ町」のように、業法という煙に満たされて外の存在すら意識できなくなっているのかもしれない。
いずれにせよ、国内未登録の海外生命保険は、売るのも買うのも違法だし、たとえそれが真実だとしても事実を語り海外の生命保険を勧めるひとは異端だろう。
昨年の9月に書いたこの記事も、内容的には異端の論理なので、取り下げの可能性があることを承知頂きたい。
いくら法律で規制されているからといって、これだけの内外格差の大きい理不尽な金融商品をこれだけの規模で殆どの国民が文句も言わず買っているというのは理解に苦しむ。
たぶん殆どのひとは海外の生命保険のスタンダードを知らないのだろうし、買えるのかどうかすら考えたこともないのだろう。
世の中に実は多くある大切な事について、我々一般大衆は何も知らないまま生きてそして知らないまま死んでいくのだ。
深刻な事態を知りながら死んでいくよりも、何も知らずに死んでいく方が幸せだったりする。
それだけ世の中には知らない方が良いことがいっぱいあるということだ。