GRANDTAG (グランターク)というIFAについて…グランタークは信頼できるIFAですか? | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

 

香港には200社を越えるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる投資商品・保険商品を仲介する代理店(ブローカー)が存在すると言われているが、日本人を相手にしているIFAはそのうち僅か10数社ほどしかない。

 

以前に、その日本人を相手にしている海外IFAをブログで紹介したが、なかなか直接問い合わせる勇気のあるひとは居ないようだ。

ここには殆どの主要なIFAが網羅されている。

オフショア積立プランIFA(代理店)一覧 | Mr.Gの気まぐれ投資コラム (ameblo.jp)

もし、RL360°(アールエルサンロクマル旧ロイヤルロンドン)やITA(インベスターズトラスト)、FTLife(旧アジアス)、Sun Life(サンライフ)などオフショアの商品プロバイダーが提供する投資商品や生命保険を購入したいのであれば、是非勇気を出してIFAに直接問い合わせてみてほしい。

 

それらのIFAが香港やシンガポールといった外国の会社だからといって、尻込みする理由はない。

もしあなたが本当にそれらの商品に興味を持ち、購入する意志があるのであれば、なるべくレイヤーのかかっていない正確な情報を得る必要がある。

 

自分で直接現場の情報を取りに行こうとしないひとは、往々にしてレイヤーのかかった情報に翻弄され、結果としてどの情報を信頼して良いのかわからなくなるという「情報難民化」しがちだ。

 

日本で信頼できると自分が思う誰に聞いたところで、商品に関してもIFAに関しても、「良い」というひとと「良くない」というひとの二通りしかないし、双方の意見は、それぞれに立場や特定の意図に基づくものであると理解すべきだろう。

 

当初どこからそういった話しを聞こうが、それがポジティブ情報だろうが、ネガティブな情報だろうが、あなたがもし興味を持ったのなら、まずは直接IFAに問い合わせてみるべきだ。

 

同じ商品を複数のIFAが取り扱っているわけだから、実際に問い合わせをしてみればどこのIFAの対応が良いのかも自分である程度評価することも可能だ。

 

そのような問い合わせに対して、レスが1週間以上かかるとかは論外として、やっと連絡が取れたにもかかわらず日本の提携している紹介業者に対応を丸投げしようとするようなIFA経由とは契約すべきではない。

 

そもそも、商品についての説明や、契約の仲介、その後の長年に渡るサービスの提供義務はIFAにあり、その責任はIFAに帰属する。

その責任を放棄しているようなIFAは信用できない。

 

フレンズプロビデント(FRIENDS PROVIDENT INTERNATIONAL)

ハンサード(HANSARD)

ジェネラリ(GENERALI)

スタンダードライフ(STANDARD LIFE)

 

ロイヤルロンドン(RL360)

インベスターズトラスト(INVESTORS TRUST)

 

FTLife(旧アジアス)

サンライフ(SUN LIFE)

 

日本人が海外のIFAに連絡を取って購入すべき上記のようなオフショア・プロバイダーが提供する投資商品の選択肢というのは、最近では相当限られてきている。

 

基本的には、

 

1)オフショアの一括及び積立型投資商品か、

2)香港/アメリカの生命保険商品というカテゴリーにに大別される。

 

1)の一括及び積立型投資商品に関しては、ロイヤルロンドン(RL360)かインベスターズトラスト(Investors Trust)しかなく、

 

2)の生命保険に関して言えば、オフショア籍の生命保険で日本居住者をかろうじて受け入れているのは香港のサンライフ(SUN LIFE)のみだ。

 

※これは冷静に考えると、恐ろしく間口が狭く希少性の高い商品だと言える。

 

2)の中で、アメリカの生命保険に関しては、死亡保障額が最低でもUS百万ドルを超えるものであれば、ハワイやロスに飛んで現地で米国LLC名義での購入がPacific Life(パシフィックライフ)でのみ可能だが、高額な保険なので間口は相当狭く、ユニバーサルライフという保険形態なので、死亡保障重視の商品である。

 

細かくいえば、1)のカテゴリーの中には、サンライフでいえばSun Dimaond Income Planのような確定配当型養老年金商品や、条件付きで確定保証が付いたインベスターズトラストのS&P500のような商品も含まれる。

 

こういった商品の情報がネット上でも簡単に手に入るようになって10年近いが、かつては高額なコンサル費や年会費を払わなければ一切触れることすらできなかった貴重な情報である。

 

そして、年々アイテム数は減るばかりで、幸運にも今のところ消滅こそしていないものの、いつまで日本人が買えるものなのかわからない。

 

こうした生き残りの商品群ですら、今年からは全て課税居住国のタックスIDを提示しなければ購入できなくなっており、窮屈でめんどくさい世の中になってきている。

 

そもそもマイナンバーなどという、日本でも運用がうまくいくかどうか怪しいできたてのタックスIDを申告しなければならないだけで、OECDのCRSにより税務当局に情報が筒抜けになることを恐れてオフショアの積立を懸念したり、HSBCの口座開設を無意味だと感じるひとは、このような投資商品に不向きだろう。

 

タックスヘイブンを含む世界中の金融機関に「課税居住国のタックスID情報収集を義務づける」といったアナログなCRSが完璧に機能するより、はるかに早くブロックチェーン技術によるオンライン仮想通貨取引が一般化し、その事により国際的なお金の流れは、より完璧にガラス張りとなる状況のほうが現実的な感じがする。

 

どのIFAが良いかという議論は昔からあるが、特にファンドラップ型の積み立て商品を購入する際には、殆どのひとが利用するポートフォリオサービスというファンドの選択やスイッチングといった管理をIFAに一任するサービスの運用成績が良いか悪いか?という観点に終始しがちである。

 

自分がひいきにしているIFAに顧客を誘引し、新規の契約や既存契約の移管を取ろうとするならば、たとえ嘘であっても、そのIFAの運用成績の良さや、所属するポートフォリオマネージャーの手腕をアピールするのがもっとも簡単な方法だろう。

 

他社の運用成績の悪さをアピールする事によっても同じ効果が得られる。

このことを知っている私は、逆に凄く運用のよいIFAがあるという話しや、どこそこのIFAの運用は悪いという話しがあれが、逆に最初から疑ってかかる。

現実にはさほど差がない場合が多い。

仮に、過去や現在の成績が多少良かったとしても、それが10年後20年後の運用を保証するものでもない。

 

IFAの選択に関しては、間違いなくそのIFAの経営姿勢とサポート体制が最も重要な要素だろう。

 

直接問い合わせをして、直接そのIFAが対応をしてくれず、日本の紹介パートナー経由でなければ受け入れてくれないようなところは、面倒なことを紹介料を払っている紹介者に丸投げするような経営姿勢の会社なので、そのようなIFAは頼りにならない。

 

私がオフショアの投資商品に最初に出会った13年前から付き合いがあるのは、香港のGRANDTAG FINANCIAL GROUP(グランターク・ファイナンシャル・グループ)という1999年設立のIFAだが、少なくとも13年間は日本人の顧客にサービスを提供し続けてきた実績があることと、日本国内に既存顧客向けの直営サポートセンターを設置している唯一のIFAであることから信頼性は高い。

 

GRANDTAG(グランターク)社は現在香港のGEM(Growth Enterprise Market)に上場を計画しており、アジアインターナショナルのビジネスを展開するIFAとしてはそれが実現すれば快挙を成し遂げることとなる。


 

新規でRL360(ロイヤルロンドン)やITA(インベスターズトラスト)を購入しようとしているひと、また、上記の2ブランドを含み、既にFPI(フレンズプロビデント)、Standard Life(スタンダードライフ)、Sun Life(サンライフ)、FTLife(旧ageasアジアス)などの証券を保有していて移管を検討しているひとは、GRANDTAG(グランターク)社にも候補ひとつとして直接問い合わせてみてもらいたい。

Grandtag Financial Consultancy

このリンクの問い合わせメールアドレスからメールを送れば何らかの対応が受けられるはずだ。

ちなみに、本来は英語で問い合わせるべきだろうが、日本語での問い合わせも可能だ。

以下のメールアドレスに直接日本語でメールを送れば日本人のアドバイザーに直接アクセスすることも可能だ。

service_jpn@grandtagol.com

 

オフショア積立プランの購入に際して、RL360(ロイヤルロンドン)かITA(インベスターズトラスト)のどちらが良いかで迷って居るひとがいたなら、その両方を扱っているIFAに聞くのがいちばん早道だと言える。

 

世の中にはITA(インベスターズトラスト)のみを扱っているIFAが多く、インベスターズトラストのシステムや体制が根本的にはIFAを必要としないものであることから、正式にはIFAとは言えないような紹介ルートも存在する。

 

RL360(ロイヤルロンドン)に関しては、保守的な旧体制のIFA依存型ビジネスであり、流通の窓口を闇雲に拡大するような方針ではない。

 

私の知っている限りでは、GRANDTAG(グランターク)社を含む、そこそこまともなIFAは、全てRL360(ロイヤルロンドン)とITA(インベスターズトラスト)の両方を扱っている。

その上で、香港のIFAであれば、香港SUNLIFE(サンライフ)やFTLife(旧アジアス)の扱いもあるはずだ。

 

であれば、最初からRL360(ロイヤルロンドン)とITA(インベスターズトラスト)の両方を扱っていないIFAは候補から外しても良いだろう。

これが最もIFAの候補を絞り込む簡単な方法だと言える。

 

どこのIFAが良いのか?というご質問をよく受けるが、その時点で多くの人は既に誰かから話しを聞いて、善し悪しに関わらず、特定のIFAで契約をするルートに乗っかってしまっている。

 

つまり、多くの人はそのルート上にあるIFAが良いIFAかどうかを評価するチャンスすらない。

 

そのルート上にあるIFAに疑問を持ったり、否定することは、紹介者の顔を潰すことになるからだ。

 

しかし、あなたがその投資商品を買う相手は、その紹介者ではなくIFAからだということを忘れてはならない。

 

その情報を与えてくれた紹介者に感謝するのであれば、紹介者にお礼として金を別途払うべきだろう。

 

そこまでする気が無いのであれば、自分の気に入ったIFAから直接買えばよい。