大型自動二輪免許取得! | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!


長い間欲しいと思っていたが、どうせ乗らないと思ってペンディングになっていた「大型自動二輪の免許」なるものを突如思いたって取得した。


いわゆる「ナナハン」とか言われた400ccを超える大型のオートバイに乗るための免許だ。

その昔は750ccを超えるバイクは日本国内向けには生産されていなかったため、このナナハンという呼び名が一般的だったが、今では国内メーカーもオーバー750ccのビッグバイクを販売している。


1996年の9月以降教習所で取得可能になったこの大型自動二輪免許は、その昔は限定解除と呼ばれる一発試験を免許センターに受けに行かなければならず、しかも東大入試よりも競争率が高いと言われる難関試験だった。


当時は、カミナリ族(いつの話しや・・・)と呼ばれる暴走族も多く、大型のバイクは危険だということで若者を簡単にはバイクに乗せない警察の方針だったと考えられる。


しかし、ハーレーやBMWなど国外のバイクは殆どが大排気量の大型バイクであり、それが日本であまり売れないのは厳しい免許制度が「非関税障壁」であるという指摘を受けて門戸が開かれる結果となったようだ。


まるで、海外の生命保険は運用が良すぎるので危険なので買ってはいけないという「保険業法」のようなものだ。


TPPで保険が本丸と言われるわけがわかるような気がする。


そもそも、オートバイというものに昔ほど若者が惹かれなくなったこともあり、現在の大型ライダーはオトナ(おっさん)が多いように思う。


カネと時間に余裕のあるおっさんが、昔は叶わなかった夢を求めて免許を取得し購入するケースが多いのだろう。


かくゆう私も、カネと時間に余裕はないものの、その類と言える。


教習所での大型自動二輪免許の取得は、極めて容易であり、基本は教習所に通って教習をクリアし、教習所の卒業検定に合格すれば自動的に取得できる。


そのせいか、わたしのようなおっさん以外にも女性の免許取得者が増えているようだ。

私が通っていた教習所にも女性の姿がちらほら見掛けられた。


わたしの場合、中型自動二輪の免許は18歳の時に取得していたし、普通自動車免許も持っているので、学科は免除で、教習所に通って実技の教習12回受けて卒業検定に合格すれば終わりというものだった。


12回の教習のうち、1回はAT(オートマ)実技教習で、1回はシュミレーター教習となっているので、実質的に大型バイクの実技は10回だけ。


しかし、50前になっての教習所通いは思ったよりきつく、バイクに乗らなくなってから20年以上経っての大型バイク教習というのはちょっとした軍隊の教練気分だった。


技術的には、オートバイを普通に動かすところまでは1-2回で勘を取り戻すことができたのだが、やはり1本橋を10秒以上で渡るのは結構苦労した。


ネットである人が書いていた「鳩ぽっぽの歌」が活躍してくれた。


「ぽっぽっぽー鳩ぽっぽ-」の歌を口ずさんで、「みんなで仲良く食べにこい」まで我慢すれば大体10秒は超える。


スラロームは7秒以内でクリアしなければならないが、車重のあるバイクをしっかり寝かせて2速でアクセルワークだけで抜ければ大体7秒は切れる。


何よりも、バランス感覚というのものが年齢と共に衰えていることに愕然とした。


練習中に8の字で1回暴走してフェンスに激突し、右足を負傷した・・・。


最終検定は緊張してスラロームのパイロンと接触したため1回アウト(情けない・・・。)で2回目でなんとか合格。


少ない日本滞在期間を利用しての過密スケジュールだったが、なんとか免許を取得することができた。


新しいことにチャレンジするというのは、歳をとる毎におっくうになってくるがやってみてよかった。


新鮮な気持ちだ。


多くの人が安全のことを心配してくれるが、自分自身でも結構心配だ。


でも、バイクは入手する予定。


どのようなバイクを入手するかについてはまた後日。

梅雨が来る前に手に入れたかったが、どうも無理のようだ。


とうせ買うなら、ある程度投資的価値のあるものにしたいと考えている。