フレンズプロビデントこんな代理店はダメ! | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

「こんな代理店はダメだ~」というようなネガティブ系の意見や議論というのがありますが、それ自体がナンセンスです。


代理店のやっている仕事などどこもだいたい同じようなものです。

私の経験上、敢えて言うならば、重要な識別ポイントは経営者のビジネス上の指針につきます。


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フレンズプロビデントやハンサードなどオフショアのプロバイダーが提供する投資商品を購入する際に、自分に会った良い代理店を見つけることが重要であるという話をしましたが、既に契約をしてしまっているひとに対して「こんな代理店はダメだ!」と言ったところで、今更どうしようもありません。


特にフレンズプロビデントに関しては、どこの代理店を通そうが日本居住者は一切新規で申し込めなくなっていますので、残されているのは延々と続く、事後のサポート業務だけです。


現在の代理店に不満があるときは、前回お話ししたように良く現状の代理店と話をしたうえで、移管先を探すという事になりますが、既に新規の契約が取れなくなったフレンズプロビデントの既存契約に対して、まともに事後対応をしている会社は僅かしかありません。


サービスやサポートのレベルが低いというのは、代理店の機能としてもちろん問題がありますが、連絡すら取れないというケースも存在するようです。


とにかく、フレンズプロビデントに関しては、サービスにさほど不満が無いのに関わらず、運用成績の差を前面に出して他社に移管させようとする第三者の意見に惑わされないことです。


その第三者が、あなたの契約に関して一生責任を負ってくれるなら別ですが・・・。


これから、ハンサードやロイヤルロンドン、スタンダードライフやアジアス、インベスターズトラスやコーンヒルなど契約をしようと思っている方は、代理店を慎重に選ぶに越したことはありません。


まずは、代理店とは何か?どこが本当の代理店なのか?を調べることです。


本物の代理店と偽物の代理店を見極めるという事です。


そして代理店の役割と責任について良く理解することです。


どこの誰から勧められて、どこの誰から契約しようが、契約の最終的責任は契約者であるあなたに帰属するものです。


そして、その契約は上記のようなプロバイダーと契約者との直接契約であり、日本国内で別途締結される投資助言契約や代理店と締結されるポートフォリオ管理サービスの契約などを除いて、基本的に代理店と投資家が何かを契約する訳ではありません。


代理店は、正式な仲介業者としてプロバイダーとの間に契約を持っているものです。


さすがに偽物は問題ですが、悪い代理店はどんなところ?と聞かれても明確な答えはありません。


最終的には関わる人の問題であり、悪いひとの関わる代理店は悪いし、いい人の関わる代理店はいいと思いますが、所詮人間のやっていることですから明確な何かがあるわけではありません。


しかも、もし悪い代理店がわかっても、良い代理店が見つかるという訳ではありません。


ひとつだけヒントがあるとすれば、


良い代理店というのは、「そう簡単には見つからない」ということです。


一見さんお断りの愛想のない京都の料亭のようなところを探すのが良いかもしれません。