日経の報道によると、欧州最大の保険会社アリアンツ(Allianz)が日本の生命保険市場から事実上撤退するらしい。
2012年の1月1日付けで新規の契約募集を停止し、既存の契約の管理に特化するそのこと。
報道されている理由として、「日本の株安・低金利が長引き、主力の変額年金保険の販売が低迷していることが背景」とあるが・・・あれだけ世界に於いて強大な保険会社が成長市場である日本の変額年金市場から撤退するとううのはいったいどういうことなのだろう。
そもそもアリアンツ(Allianz)は2008年に鳴り物入りで市場に参入したばかり。
金融庁の認可を持つ資本金数百億の会社だ。
中国のHSBCでも外国人も加入できる投資商品として、このアリアンツ(Allianz)の変額年金商品が現在でもラインナップされている。
撤退ということは、間違いなく「ビジネスとしては儲からない」ということだ。
なぜ世界でも最高峰かつ欧州最大の保険会社が、日本の変額年金市場でやっていけないのか?
そのあたりの理由を日本に我々は真剣に考えてみる必要がありそうです。
アリアンツ(Allianz)香港などが撤退後、日本人を受け入れる可能性が出てくればありがたいことです。