先日121証券が121ファンドとの一切の関係を否定しているHP上の公示を転載させて頂きましたが、
そのことによって121証券が全く無縁であるということをGが肯定してる訳ではありません。
あくまで、121証券はそのように言っているということに過ぎませんのでご注意下さい。
常日頃申し上げているように、表面で見えることだけでは全てを知ることはできません。
121ファンドの被害については、被害者の方々が相当な損害を受けていることは事実でしょうが、
それについては、第三者として残念としか申し上げようがありません。
以前からずいぶんと多くの方には警告を申し上げてきたつもりですが、やっておられる最中にはそのようなことがあるとお思いになられない方が多かったかもしれません。
繰り返し言っておきますと、Gが唯一懸念していることは、この121ファンドを扱っていた業者がHSBC香港の口座を資金の受取りや配当の分配に使用していたということと、フレンズプロビデント社の提供する積み立て商品をはじめとする、オフショアの投資商品を同時に顧客に紹介していた業者が存在するという事実です。
フレンズプロビデント社の提供する積み立てプラン(プレミア/プレミアウルトラ)自体は、何の問題もないきちっとした商品であることに疑いはありません。
もし、121ファンドで被害に遭われた方の中で、この商品も保有しておられる方がおられるなら、それだけは解約せずにお持ちになられた方が良いかと思います。
その際に、実際にはどこの(多分香港のどこかだと思いますが)会社が実際にはその商品を仲介している正式な代理店となっているのかを確認されることをお勧めします。
Valuation Report(バリュエーションリポート)というフレンズから少なくとも年1回来る書類を確認すれば、担当代理店の表記があるはずです。
いちばん懸念されることは、積み立てをやっている方が、その積み立て費用を121ファンドの配当から支払うつもりであった場合です。
配当がなくなった今、積み立ての費用も出てこなくなってしまっている可能性もあります。
それで解約しても、最初の18ヶ月に支払ったお金は殆ど返ってこないし、そこでトラブルが発生する可能性があります。
代理店(本物の)のひとと良く相談をして、対応を検討されることをお勧めします。
なにせ解約しないのが一番です。
代理店から適切な対応が受けられない場合には、代理店を変更することも可能です。
通常それには費用はかかりません。
そういった抱き合わせを知ってか知らずか、容認していた代理店にも問題はあります。