取りこみ額が100億以上となると仕方ないが、破綻した(というかもともとポンジスキーム?)121ファンドに関して被害対策弁護団が結成され、集団訴訟へと向かう様子だ。
121関連ファンド被害対策弁護団のホームページはこちら
http://www.121fund-higaibengodan.com/index.html
MLM形式で実質的には海外での募集形態というところに特徴がある事件だ。
いずれにしても投資家のお金が返ってこないことは確かだろう。
中間で斡旋をしていた人間や業者の責任は問われることになるだろうが、泡となって消えてしまった投資家のお金の重さに比べれば大した罪に問われることはない。
こういった機会に、自己責任で行う投資に関して投資家自身がその常識を確認すべきだと思う。
騙されたと判った時点で何をしようと、どうにもならない。
詐欺ではない全うな投資商品を購入していても、損が出れば誰かのせいにしたいものです。
でも、誰かのせいにしても損は戻らない。
自分の中にきっちりとしたルールを持つことが重要。
それは、そういった判断ができるストイックなプロに学ぶ必要がある。
この場合のプロとは、金融庁の役人や、日本の金融機関のひとや、大学の経済学者や、経済評論家のようなひとのことを言っているのではありません。
海外の投資商品に関しては、実際に海外の投資に関わる現場のプロが居ます。
商品ごとに専門も異なります。
現地の専門別ソースをダイレクト持っていなければ無理です。
情報を甘く見てはいけません。
本当のプロは目に見える情報を信用したりしません。