KG ガンコートのテスト | saru

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こんにちは〜



自宅で三相200Vのコンプレッサーを動かすのに単相200Vからインバーターをかえして使っているのですが、そのインバーターが壊れてしまいました… 

インバーターが壊れるとコンプレッサーが動かないのでサンドブラスト、塗装が出来なく…結構な死活問題… 半導体の関係かインバーターが今は前みたいに沢山なくてしかも高騰してやがる… 



まあコンプレッサーは他にない訳ではなく、小さな過去に使っていたベビコンをセッティングし少しテストがてらガンコートを塗ります。

20L程のベビコンに25Lのサブタンクを繋いでますが、三相のコンプレッサーと比べたらエアー量が… 本当モチベーションダウンです💦



以前ヨウスさんから頂いたG&P M16A1のレシーバーです。



KG GUNKOTE フラットグレー

以前カスタム頼んで頂いた方がご用意くださりまして、その方には他に、とある計画の為に設備投資まで😭 本当にありがとうございます🙇

今回その方のレシーバーを塗る前にテストします。


最初、ガンコートのマニュアルに書いてあるようにパラパラと吹きましたが、ザラザラになってしまいました💦 そんな遠くから吹いた訳でもなかったのですが。

良く失敗例として言われる『沸く』とは違い塗ってる時にざらついてました。

口径は0.5mm。圧力1.5キロ。

ベイク80度 30分 焼き付け170度 1時間20分

マニュアルには1時間以上とあるのでプラス20分にしました。 


再度やり直し、失敗した理由がわかりました。圧力が強かったです💦圧力はマニュアルなどには書いてなかった…


もうコツを掴んだらこっちのもんです!



普通に塗れました〜


見本の色はプレートに塗ってあり、それでは悪く無さそうでしたが、やはりレシーバーに塗ると少し違って見えて青みが強いです。


色見本です。影ると良いグレーです。



G&Pのレシーバーですが、フェンス周りを少しR付けてみました。立ち上がりが元は垂直に立ち上がるのに対し、隅にRを付けることによって本物みたいな柔らかさが出ます。重なり合う部分もなだらかにしました。

上、加工後 下、純正


こんな部分も地味に加工してます。こだわりの部分です。電動ガンのレシーバー、そろそろ造形のいいの出ても良い頃では?メーカーさん!


単色では単調なので汚しを入れました。


ぐっと重厚感、実物の持つような丸みが再現出来たかと思います。



刻印は打刻にて。ちょっとバランス悪い💦



青みが強いのでもしかしたら良い色になるかなと思いマガジンもテストしました。


何かとテスト要員のマガジン、ガンコートは放熱効果もあるとの事ですが、ガスブロのマガジンに塗ったら冷えが早いのですかね〜🤔

35度くらいまでの常温ではそんな差は関係無さそうですね🤔


以前実物のマガジンをお借りした事がありますが、青みが強いタイプ再現してみたいな〜

左側をコンパウンドで磨いてみました。どうなるかわからないのでとりあえず簡単に出来る事はやってみます。


ガンコートもセラコートと同じく硬度は9Hだそうですが、個人的にはガンコートの質感好きです。

1969年にガンコートと言う商標で販売され、今に至るまで使われています。

こう言った歴史ある物結構好きだったりします。


ちなみにガンコートのテクニカルシートの一部を翻訳したものです。

アフガニスタンに配備されているソーコムはガンコートのフラットダークアースを使われているようです。

このテクニカルシートが何年の物かわからないので現時点ではわかりません。


ガンコートは慣れれば塗りやすく、1液で使いやすいと思いました。セラコートは2液。

バイクや車関係の塗装では結構使われているガンコートです。

値段もセラコートと比較すると、、

GUNKOTE 500cc 約6000円に対し。

CERAKOTE 118ml 約5700円💦

セラコートの方が優れてると良く言われますが、50年も昔の物とセラコートはここ十数年でしょうか、比較する方がおかしいですね。

個人的にはどちらも優れた良い塗料だと思います。



ご覧頂きましてありがとうございました。