そして…美味しい鰻を食べて気分よく午後の仕事をしていたら、とんでもなく腹立つ事が。
腹の虫がこのままではどうにも収まらないので、お散歩してから帰ることに。
小伝馬町界隈ってちゃんと歩けてないので、ぶらぶら。
いきなりすごい場所へやって来た。
江戸伝馬町刑場跡。とはいえなんでこの石碑に真っ赤な文字で書いたかな?恣意的な気がする。この文字だけでおどろおどろしい。
刑場で命を落とした罪人は数知れず。牢名主とかがいたんだろうな!仏さまに手を合わせながら…高野長英とか橋本佐内とかも投獄されてたんじゃなかったっけ?
隣の十思公園の片隅に吉田松陰最期の地の石碑がひっそりと佇んでいました。
「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置まし 大和魂」
吉田松陰の辞世の句と言われています。この人の門下生から明治維新が動き出し、国が近代化に向けて動いて、今に至ります。
しかし…この十思公園は明らかに陰気臭いというか、何か得体の知れない空気?雰囲気?を感じるのですが、子供たちと親御さんが普通に公園で遊んでます。う~~ん、複雑な気分。
松陰先生の悩みに比べたらオレの仕事の悩みなんざちっぽけよ!気持ちを切り替えますか。
考え事をしながら歩いていたらいつしか、日本橋の三越前付近まで来ていたらしい。腹が減ったし、軽く1杯やって帰るか!
そんな時にこの看板に目が止まったって訳です。もつ煮で1杯か!やりたいやりたい。体がいまもつを欲しておる。
一葉(ICHIHA)
外観がオシャレすぎて尻込みしたが、今日のオレは無敵だ!むしゃくしゃしてる心を癒しに入ろう。
カウンター席に女性が1人いたが、そのお隣に通してもらう。テーブル席には数組がいたかな。まずはマルエフでお疲れ生でした!かんぱ~~~い!今日のオレ、よく怒らずに我慢した。
お通しがチーズだって!シャレてるね。カマンベール美味しい!チーズと胡椒をつけて口に運び、ビールで中和する。最高のルーティンだ。
そう、お気づきかもしれないがもつ煮で1杯セットではなく単品で注文。1杯じゃ済まなさそうだ。
これがここの名物らしいもつ煮。確かに!八丁味噌で煮込んであって野菜もごろごろ。もつはぷるんとしてて美味しい、日本酒に切り替えかけたけど長っ尻にはなりたくない。
締めにはほたるいかの酢味噌和えで。ビール2、3杯飲んだのかな?ほろ酔い気分で帰りましょ。
店名なんだけど一葉って書くから樋口一葉さんかと思ったら、いちはって読むんですね。なので関係が無さそう。
東京(三越前)「一葉(ICHIHA)」
営業時間:月~木 11:00~14:00、17:00~22:00、金祝前日 11:00~14:00、17:00~20:30、土 17:00~22:00
定休日:日・祝
食べたもの:もつ煮 750円
オシャレな外観でしょ?銀座とか日本橋とかってこういう店があるからいいな。
てくてくとまだ歩くと絵になる夜景が。
高速の高架の横から見えるビル群なんかを撮影してみました。