先週土曜日大倉山ジャンプ競技場で行われたHTV杯ジャンプ大会で葛西紀明選手が51歳で優勝しました。国内大会とはいえ２位３位は雪印チームの昨年のワールドカップで入賞もしている選手である事を考えると凄い事ですねえ。ちょうど10年前のソチオリンピックのラージヒルジャンプで銀メダルを獲ってからは下降線になってしまい、1992年のアルベールビルオリンピック以来連続出場していたオリンピックも北京オリンピックは代表漏れしてしまいこのまま何年後かには引退になってしまうのかと想像してしまいましたがどっこい問屋が下ろさないようですねえ。ワールドカップの日本代表落ちしてから何年か経ってしまいましたが今月札幌で行われるワールドカップにはワイルドカード出場出来る様ですので２回目まで残ってポイント獲得しないかなんて期待してしまいます。
家が火事になったり、妹さんが病気で亡くなったり、所属先チームが２度も破綻してしまったり、長野オリンピックではケガによる不調で金メダルメンバーから外れたりと不運な出来事に見舞われながらも体を維持し続けて第一線で戦う凄さと精神力はそうそう真似出来ないでしょう。
アルベールビルオリンピックから見ているのでソチオリンピックのラージヒルの２回目の華麗なジャンプでトップに立った時に夜中のテレビの前でヨッシャーと叫んでしまったのを思い出します。
