姉の墓参りをする度に考えさせられること | シングルファザー教育移住する

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1歳の子供を連れて海外移住したシングルファザーが、子育てや仕事との両立を語ります。

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

今週金曜日に仕事で東京へ来た日には、オフィスから隣のビルが見えない位ひどい大雨で驚いたんですが、考えて見るとまだ梅雨なんですよね。

 

海外に住んでいると日本の季節感を忘れることが多くて、到着してから「持ってくる服間違えた!」なんて後悔することがよくあります笑い泣き

 

昨日は打って変わって青空が見える快晴だったので、2ヶ月ぶりに姉の墓参りに行ってきました。(前回、前々回の出張は弾丸スケジュールだったので行けなかったんです。)

 

 
姉が亡くなった直後は、姉が好きだった京都にお墓を建てることも検討したんですが、最終的には当時住んでいた東京都心のお寺にしました。
 
結果的にこれが大正解で、東京出張の時に仕事をしているオフィスエリアからも地下鉄で10分位で行けるので、仕事前や仕事帰りに気軽に墓参りをすることができます。

 

墓参りの時に墓石をきれいに磨くのがルーティンなんですが、その時いつも感じることがあります。

 

「生前姉が癌で苦しんでいる時になんでもっと助けてあげられなかったんだろう」「死んでから墓石を磨いたり花を供えても意味ないよね」

 

そして気付くといつも目から涙が出てきます。

 

姉が他界してからもう2年が過ぎたというのに、いまだにその実感がなくて、その辺からひょっこり出てくるんじゃないかなと思うことがあります。

 

そして「(仕事を辞めたことに対して)いいんじゃない、たった一度の人生なんだから好きなことやれば」って励ましてくれたり、「英語の読み聞かせや数遊びを詰め込みすぎて⚪︎⚪︎(息子の名前)が可哀想」って冗談混じりで叱ってくれるんじゃないかなと想像するんです。

 

転職活動がうまくいかなくて、年齢や環境のせいにすることもあったんですが、目標があってもそれに挑戦することすら許されなかった姉と比べたら、自分はなんと恵まれていることか。

 

お墓参りをする度に、「よし頑張ろうグー」という気持ちにさせられます。

 

自分の残りの人生を全力で生きる。それが姉を助けられなかった自分ができる唯一の罪滅ぼしだと考えています。

 

いつかあの世で姉に再会した時に、「姉さんの分も生きたからね」と報告できるように、今日からまた頑張ります。