あにょはせよー♪ちょぬん、サーニンえよーウインク

 

木村護朗クリストフ先生のお話、まだまだ続きますにっこり

 

先生の著書の中で、私が一番感動したのが、「受容的多言語使用」。ことばは少し難しく感じますが、要は自分と違うことば、自分が話せないことばを相手が話していても、受け止めて聞くということです。

 

 

私が日本語、相手がアラビア語で話しているような状態は、ちょっとヘンだな?それでコミュニケーションが成り立つのかな?と思うかもしれません。でも、本当はこれは日常、私たちが自然にやっていることではないかな、と思います。たとえば、違う方言を話す人。自分ではその方言では話せなくても、なんとなくわかるし、会話もできますよね。赤ちゃんや小さい子の話すことばも、よくわからないことが多少あっても、きっとこんなことが言いたいんだろうなあ、と想像しながらコミュニケーションしています。本当は、人間はみんな100%相手のことばがわかるわけではありませんから、みんなだれと話す時もこの受容的多言語使用をしているはずです。

自分以外の人と話す時に、一番大切なことじゃないかな、と思います。

 

ヒッポのプログラムでイタリアに留学した子が帰国報告していた時に、「もっとイタリア語で話して」と言ったら、「でもみんなわからないでしょ?」と言うので、私の仲間が「みんなにわかるようにイタリア語で話して」と返したそうですウインク

それを聞いて、私は「すごい!!さすが!!」と思いました。そうなんです。わかるように話せばいいんですニコニコ

 

ヒッポの場は、聞く人話す人お互いが相手に寄り添ってできる場です。話す方は、「きっとわかってくれる。どう言えばもっと伝わるかな?」と相手をよく見て、感じながら話す。聞く方も、一生懸命想像しながら「この人は何を伝えたいんだろう?」と相手に向かって全身を耳にして聞く。きっと通じ合えるとお互いを信頼する場だから、伝わりあいます。受容的多言語使用は、双方の寄り添いと信頼の元に創られる場のことかもしれません。

 

英語の世界でも、「英語が母語の人の方が厄介で、相手が聞けているかどうかも考えずにまくしたてるので通じなくて困る。英語が母語でない人同士の方が、お互いがカタコトでも、相手に合わせて話せるのでよく通じる」という話もよく聞きますね汗うさぎ

 

 

勉強の視点から見ると、受容的多言語使用の状態は、聞けるけれどまだ話せない状態、まだ完璧ではない、50点のような状態に感じるかもしれません。

 

勉強は減点法の世界。いつも完璧な100点を目指して足りないところをなんとかしようとします。

 

でも自然の世界は加点法。お互いが寄り添いあってコミュニケーションが成立すればOK100点です。そして、これを続けていれば必ず、いつの間にかお互いのことば、お互いの音が耳に心に脳に届いて、少しづつ、相手のことばを話すようになっていきます。それが人間の自然なのです。

 

受容的多言語使用ができれば、どんなことばを話す人とも仲良くなれる。それが人間なのかなーと思います照れ

 

 

 

護郎クリストフ先生の講演、ぜひお聞きくださいねーラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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