ホテルを訪れる人々のさまざまな人間模様が興味深かった。確かに誰しも、多かれ少なかれ仮面はかぶるだろう。
コンシェルジェの山岸尚美の心配りと活躍は、凄まじかった。ホテルマンに「無理です」は禁句らしい。本当にサ-ビス業は、大変で骨の折れる仕事だと思った。
謎解きは最後まで分からず、スト-リ-も複雑で分かりづらかったが、最後まで飽きずに引き込まれた。LGBTという今日的な問題も含んでいるのが、意味深かった。
山岸尚美と新田浩介の息の合ったコンビも健在だった。山岸尚美がロサンゼルスに旅立ってしまうのが、ちょっと残念だ。