成瀬あかりは、その名の通り、出会った人々をみな明るく照らす、本当に魅力的なキャラクターをもつ唯一無二の女子大生だと思った。成瀬の自由さは、誰も真似できないが、決して自分勝手でない、多くの人に勇気を与える自由さだ。それに成瀬は、ボランティアも人一倍頑張っている。
6つの話の中で1番好きな話は、「やすらかぎハムエッグ」だ。自分に自信がもてず、失恋の痛手からも立ち直れない坪井さくらが、成瀬と出会ったことがきっかけで、自信を取り戻していく様子に感動した。打ち込むものがないと言ったさくらに、料理を提案した成瀬はさすがだと思った。
「琵琶湖の水は絶えずして」のラストにも感動した。琵琶湖観光大使最後の日に、親友の島崎と一緒に琵琶湖疎水を渡り、多くの友達と両親に迎えられたシーンは、人を繋ぐ成瀬の温かさがにじみ出ていた。「琵琶湖の水はみんなの水だ」という成瀬の言葉も重かった。
前向きで好奇心旺盛で、自由だけど人を大切にする、成瀬の生き方に勇気をもらった。
サークル員3人と共に、近くのデイサービスでボランティアマジックを行った。お年寄りの皆様に喜んでいただき、楽しく盛り上がった!
私は「折り紙と金輪」と「ローズカラープリディクション」を演じた。前半の折り紙マジックルーティンを演じるのは、久しぶりだった。また手が震えてしまい、ノーミスではなかったが、楽しく演じられた。金輪の12本リングは、全て成功した。「ローズカラープリディクション」では、指導員の方が協力してくださり、最後の予言も無事当たった。
2人の男性のサークル員は、いつも通りお客様を見ながら、楽しく盛り上げていた。
1番生き生きと演じていたのは、そのデイサービスに入所している女性のサークル員だ。いつものマジックの他に、新しいマジックも成功させた。普段通っている施設で、お仲間の前で活躍できて、嬉しそうだった。マジックは、その方の元気の源だと思った。
これからも、お年寄りの笑顔を励みに、無理のない程度に、ボランティアマジックを続けていきたい。
第107回マジックパラダイスは、韓国のマジシャン、ジェイミンさんのショー&レクチャーだった。
ジェイミンさんは、言葉は通じないけれど表情や身振り手振りが豊かで、温かい雰囲気のマジシャンだった。
光を使ったマジックが不思議で幻想的だった。お客様参加型のマジックも多くで、お客様がステージに上がって、身振り手振りの演技をしたのが楽しかった。
日本人の奥様が通訳しながらのレクチャーも、興味深かった。奥様は美人でおしゃべりが上手だった。ジェイミンさんは、たくさんのマジック道具を開発していらっしゃるのにもビックリした。
前半のショーでは、渋谷慶太さんが魅力的な和妻を演じてくださった。連理の紙が進化した和妻やシルクが不思議に変化した和妻などだ。いつか私も、同じような和妻をやってみたいと思った。
本当に楽しくて見応えのあるショー&レクチャーだった。



