つましくても、ささやかな幸せ

つましくても、ささやかな幸せ

地位もお金も能力も無くても得られる、日々のささやかな幸せを記します。
内容は、映画・演劇・美術鑑賞&読書感想文&旅行記&趣味の手品&日々の出来事などです。

 

 5年ぶりに高校のクラス会が開催された。母校のあった街のイタリアンレストランに、22名のクラスメイトが集った。
 皆さん5年前とほとんど印象が変わらず、笑顔で溌溂とした表情で、近況報告をしてくださった。職場や地域や家庭で活躍されているお話を伺い、元気をいただいた。私もまだまだ頑張らなければいけないと思った。
 2次回のカラオケも、大いに歌い、大いに盛り上がった。
 心配りの行き届いた3人の幹事さんには、感謝の気持ちでいっぱいだ。
 

 

 私がもし高校生に戻れたら、成瀬あかりのように、何にでもポジティブに挑戦する青春時代を送ってみたいと思った。自分の気持ちに正直で物おじせず、いい意味でマイペースな成瀬あかりのキャラクターが大好きになった。好きなことに熱中しながらも受験勉強にも手を抜かず、友達や地域の行事も大切にしている成瀬あかりは最高だ。
 成瀬あかりの幼馴染の親友島崎みゆきも、そんな彼女の長所をめいっぱい理解していて、あかりと共に自分自身も成長する最高のパートナーだと思った。
 また高校の同級生大貫かえでが、目立たなくて臆病だった自分を克服して、東大を目指すようになるエピソードも素敵だと思った。同じ東大を目指している須田直也と良きカップルになってほしい。
 地元の西武大津店が閉店するエピソードは、寂しく複雑な気持ちになった。長年地域の人々に愛され続けたデパートだったのに・・・。あかりが夏を西武に捧げるために、毎日ローカルニュースに出続けるという西武愛が素晴らしくて勇気づけられた。あかりとかえでが東大のオープンキャンパスの途中で訪れた憧れの西武池袋店も、デパート部分が縮小されるという噂があるのが残念だ。デパートの経営が難しい時代になったのだろうか。
 あかりは目標とする念願の京都大学に、無事進学したのだろうか?さらにパワフルになるであろう、あかりの大学生活のエピソードが楽しみだ。

 

  今回のマジパラのメインゲストは、フォールスノットという3人組のマジシャンだった。川窪真一さんと鈴木千慧さんと村田奈央さんだ。3人がそれぞれ違った持ち味を生かした素敵なショー&レクチャーだった。
 村田さんのフラワーマジックは優雅で素敵で、川窪さんのリングは大胆で華麗で、鈴木さんのミリオンカードは技巧的で凄かった。
 レクチャーでは、川窪さんのくす玉の出し方が勉強になった。村田さんのマジックを創作するときの構想のレクチャーで、「自分が心惹かれる内容を追求し、お客様と共有する」というお言葉が、心に残った。
 私も自分の感性を大切に、自分に合った手品を身に付けて演じていきたいと思った。