夫婦修復を願う人達の為得た知識と経験を語るブログ
＊実際にどのようにして夫婦修復を実現させたのか＊悩み抜いた結果、離婚を決断した夫婦の離婚に足るまでの葛藤
ラブホテルへ入る不倫する男女
『職場の様子を見てくる』と
如何にも仕事一筋のような言葉とは
裏腹に欲望を剥き出しの二人は、
早朝5時半、ほぼ同時刻にそれぞれの家を
出て、コンビニの駐車場で合流。
弁当などを購入し、不倫夫の車は、
人目のつかない立体駐車場へ。
不倫相手は立体駐車場近くで、不倫夫が、
車を置いて出てくるのを待っている。
『こんな時間に誰が職場にいるの？』
と思いながら、
『今日こそは！』
と意気込んでいるサレ妻。
サレ妻の本懐は、
『不倫夫に約束を守らせること』
豪語したんだから、実行して
頂きますよ、九州男児！
不倫夫が不倫相手の車の乗り込み、
そのままラブホテルへ入室。
入室の様子は、探偵らが撮影。
入室を見届けたサレ妻は、合鍵を持ったまま
立体駐車場へと向かった。
サレ妻は車を出庫し、その近くの
別な立体駐車場に入庫、待っていた探偵と
合流し、再びラブホテルへと向かった。
４時間後、ラブホテルの出入口から出てきた
不倫夫を待っていたのは、
ワンボックスカーから出てきた、老夫婦。
不倫相手の婚約者の両親。
『不倫相手さん、どういう事か説明して
もらえる？
貴女、来月、うちの息子と式を挙げる予定で
すよね？
こちら、どなたなの？』
不倫夫は何も言わず、彼女の車に乗り込もうと
するのだが、
『その車、誰の名義か知っているですか』
その言葉に不倫夫は視線を不倫相手へ向ける。
サレ妻も探偵も別車両から姿をまだ現さない。
不倫夫は、
『こんな場所じゃ、アレだから、とにかく
場所を移動しませんか？』
すると、不倫相手の後部座席に老婦が乗車、
老父は、降りて来た車の後部座席に乗車し、
その様子を見てから、不倫夫は不倫相手
に一言二言、声をかけ、二人とも彼女の車に
乗り込んだ。
向かった先は、
店内いるのは、４名。
座った頃を見計らってサレ妻登場。
『お前の仕業か？』
『何？私も呼び出されたの。』
『この方の奥様ですか？、彼女が来月、
結婚する事になっている婚約者の両親です』
既に不倫夫は顔面が蒼白である。
『あ〜、旦那が遊びで付き合っている女性の
婚約者のご両親？
以前、遊びで付き合っている女性がいる。
まとわりついてしつこいから、困っている。
と言っていたんです。
もし、その婚約者に身内に会ったら、あんな
だらしない女、婚約解消しろと俺が言って
やると』
不貞女の表情は変わらないが、動揺している
事は窺い知れる。
『そんな事は、言っていない。嫁の妄想です』
『妄想？何のために』
『夫婦間の話だ』
『いえ、私の事なので。』
『結婚式は・・・』
『私は、その、何もしていないので、』
『いえ、何度もラブホに行ってますから』
『オタクは？』
『調査会社ですが・・』
『お前、探偵か？』
『はい。』
『依頼主は嫁か？』
『今、その質問に答える必要はあります？
自身が行ったことを棚に上げて、
争点をすり替えようとしているのでは
ないですか？
主導権はどなたです？
事実だけを曝け出せばいいのでは？』
探偵はあえて不倫の質問には、
複数の質問で答えるように意識した。
『貴様に言われることではない』
『なら、貴方に依頼主の内容を答える
必要はないですよね？
ここで問題になっているのは、貴方が
この女性と何の目的で入室していたかを
弁明する事では？
自分で何もないと言ったんですから、
本来ラブホはどういう目的で、入室する
ところですか？
その目的以外で使用したことを貴方は
証明できるんですよね？
奥様もご主人の女性に対する発言を
証明できるんでしょうから、貴方にも
それを否定し、妄想だと言える証明を
すべきですよね？』
『何だ貴様、屁理屈ばかりを並べて』
『屁理屈？屁理屈は筋道のない理屈
ですよ。
どこが筋道のない理屈なんですか？
ラブホテルの使用目的ですか？
私が探偵だという事ですか？
依頼者について、公表しない事ですか？
この場での主導権は貴方ですか？
貴方であれば、私はここにいる必要も
ないですよね？
私は事実を伝える目的で来ている。
貴方のウソに加担することを依頼人は
望んでないですから。
私にここをされという権利も貴方には
ないですよね？』
『探偵さんは、この二人が男女の関係で
ある事を示す証拠をおもちなんですな』
不倫夫の無駄な足掻きを遮ったのは、
不倫相手の婚約者の老父だった。
『私らは息子の結婚式を目前にして、
何が事実か分からず、今日も彼女が
出て来たのを目の当たりにして、
只々驚き、この事実を息子に
どうやって伝えればいいのか、正直、
何が事実なのかを知りたいだけです。』
『それは、後ほど私から・・』
『お宅に？ならそこから始めますか？
明確にお答え頂きたい。
息子の婚約者とはどんな関係ですか？
いつからどこで知り合ったんですか？
今日、ラブホテルに行った目的は
何ですか？
同じ事を彼女にも聞きます。
同時に答えてください』
『・・・・・・』
『息子の婚約者は、今まで
知らなかったでしょうが、私は元警察官
退職後にこの探偵さんと同じ調査業を
していましたから、貴方に証拠を出して
もらい、確認をしますよ。』
元探偵だと名乗る人にお会いするのは、
私も初めてです。
婚約者の老父は、
『ホテルの部屋は308、ゴミは全て
保管して置くように依頼してます』
『避妊具でもあれば、ですか』
2年ほど前まで４年ばかり、調査会社をして
いたらしい。
『君も今更、息子と式を挙げるなどとは
言わないだろう。
息子には君から話したまえ。
君の親には私から話す。
君のした事を私たち夫婦が許す事は無い』
『本の出来心で、どうか婚約解消は
頂けないかと』
『君がこの件に関与する理由は何故かね？
まず君は、
息子の婚約者とはどんな関係ですか？
いつからどこで知り合ったんですか？
今日、ラブホテルに行った目的は
何ですか？
これらに先に答えるべきだろう。
違うかね？』
『隠し立てできる事でも無いので、不貞女
彼女とは、男女の関係になって、3年位
なります。』
『おや、事実関係は認めるんだね。ならば、
約束を果たしてくれる？』
『今、ここでその話はしなくて良いだろう』
『何で？その為に約束したんでしょ。
お宅、うちの旦那と一緒になれると
思ってる？
うちの旦那の秘密知っているの？』
『何ですか、それ？』
『当然、婚約者とも関係あったでしょう
からね』
『やめろよ！』
『私にも聞く権利があるんですか？』
『この人、避妊しないでしょ、彼女、違う？
息子さんA型ですよね。』
『それって・・』
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