人は3歳くらいの時に満たされなかった感情を他者で埋めようとする |  群馬・看護師アーユルヴェーダサロン サラスワティ

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こんにちは!

 

アーユルヴェーダサロンサラスワティの星野です。

 

暖かい日が続きますね。

花粉症の方にとっては快適ではない陽気かもしれませんが、

天気の良い日が続いたので桜が大分開いてきました。


 

人は3歳位の時に満たされなかった(と思いこんでいる)

感情を他の物(者)で埋めようとします

 

3歳位というと両親から愛情を沢山もらって育つ時期です

 

皆さんは他者と交流するときにどんなを求めますか?

 

無意識に行っていることもあると思いますが

 

 

自分の事を分かってほしい

自分の話をちゃんと聞いてほしい

自分の事を愛してほしい

親切にしてほしい

優しくしてほしい

一緒にいてほしい

ありのままの自分を認めてほしい

褒められたい

認められたい

 

等々

 

色々な感情があると思います

 

両親が何らかの問題を抱えていたり

事情があり忙しく自分の事で精一杯だと

 

ゆとりをもって子供と接することが出来ず

細かい事まで気持が行き届かなくなり

 

子供の本当に気持ちに気づいてやれなくなります

 

子供は親のそういった状況をよく見て理解しているので

言い出しずらくなったり

良い子を演じたりします

 

また反対に親に気づいてほしくて

問題行動を起こしたりします

 

小さなサインの内に見逃さず

対処していれば大きな問題にはなりませんが

 

なにせ自分は目の前の問題解決の為に

忙しく余裕がないため

そういった小さなサインは見逃しがちです

 

子供は、お母さんに(お父さんに)

 

もっと一緒にいてほしい・・・

こんなことがあったからゆっくり話を聴いてほしい

悲しいことがあったから側にいてほしい、慰めてほしい

自分の気持ちを分かってほしい

共感してほしい

ありのままの自分を受け入れてほしい、愛してほしい

 

等の思いがあり

分かってもらえなくて悲しい思いをします。

何度も何度もサインは出しますが

それでも解ってもらえないと

 

次の行動に移ります

 

それは

 

わかってもらえる人を探すのです

この人ならわかってもらえるかな?

 

 

それは、おじいちゃんやおばあちゃんかもしれません

幼稚園や保育園に行っていれば保母さんかもしれません

両親以外の身近な人の所に行きます

 

そこで分かってもらえると良いですが

 

そこでもわかってもらえない

そこに救いを求められないと

 

つぎはどこに行くのでしょう?

 

次に行くところがあればまだよいですが

なかった場合、または次の人にもわかってもらえなかった場合は

 

どうせわかってもらえないんだ・・・とあきらめたり

その次の人…と延々と相手を変えて探し続けたり


分かってもらえるのにはどうしたらよいのか?

と本来の自分から逸脱した行動にでたりします


 

今の自分では駄目だから受け入れてもらえないんだ!


じゃあ、もっと頑張れば・・・

とか、

良い子にしていれば・・と物分かりの良い自分を演じてみたり

役に立つように先回りして褒められるような行動をしすぎたり

諦めて感情を表に出さなくなったり

言いたいことを言わずに我慢したり

 

 

どんどん本来の自分から離れてい行って

気が付いたら本当の自分が分からなくなってしまう・・

 

そして苦しくなり

生きずらくなったり

人間関係が上手くいかなくなったり

病気になったり

 

自分は人に何を求めていますか?

 

 

子供の時に埋められなかった感情は

大人になると多くの人は身近なパートナーに

求める様です

 

例えば

小さい時に仕事が忙しく一緒にいる時間が極端に少なかった場合

パートナーには一緒にいてほしい!

という思いを強く求めます。

 

ですがなぜか、一緒にいてくれない様な人を選んだりします。

 

そして、寂しくなり一緒にいてほしい思いが強くなり

相手の重荷になって関係が上手くいかなくなくなる・・・

 

 

また

自分の思いを両親に受け止めてもらえなかった。

解ってもらえなかった

という思いを持っている方は

 

解ってかってほしい!という思いが強いため

 

解ってもらう、受け止めてもらう

ということへのこだわりが強くなっていき

 

自分はこんな思いをしているのに

解ってもらえなくて悲しい!

 

その思いはどんどんエスカレートしていき

これまた関係が上手くいかなくなる

 

解ってほしいという思いが強い人は

 

相手に分かるように説明してなかったり

解ってもらえるような人に話していなかったり

感情的になり感情の部分ばかりが伝わり

自分の本当に言いたいこと本当に伝えたいことが

伝わっていない場合が多々あります

 

 

そんな風に満たされない思いが強く出て

上手くいかないことが多くなった場合は

 

両親との関係をやり直してみるのも良いかもしれません

 

一緒にいる時間が少なかった人は

両親と一緒の時間を意識的に作ってみると良いでしょう

食事や旅行に誘ってみたり

 

そして

小さい時に言えなかった思いを伝えてみては・・・

 

案外親はそんな思いをしていたことを知らなかったりします

そんな思いをしていたの知らなかった

もっと早くいってくれればよかったのに・・・

 

と言ったりします

 

両親との関係が今の人間関係のベースになっているので

今人間関係で何か問題を抱えている方は

 

もう一度両親との関係を見直しやり直してみてはいかがでしょう