【背中を伸ばして前屈しましょう!より楽に前屈できる方法があります。】
前屈するとき、
「背中を丸めずに股関節から体を折りたたむように…」
「膝が曲がってもいいので太ももとおなかをくっつけて…」
と言われるのが一般的だと思います。
でもそれでも「もも裏が突っ張って辛い」という方は多いと思います。
それでは快適じゃないし、もも裏は弱い筋肉なので引っ張りすぎることによるケガのリスクも高まります。
次の動画のようにできるだけ背中を丸めずに股関節から体を折りたたむようなやり方で
前屈をしてみてください。
それに対して、違うやり方を紹介します。
内ももにクッションなど厚めのものをはさみます。
踵の内側を寄せるとお尻の下部・付け根に近い内ももやもも裏に力が入ります。
付け根に近い内ももやもも裏を寄せてはさんだものや、
骨盤の中にある内臓を全部肋骨の中にしまい込むように引き上げて前屈します。
吸う息で肘を曲げて腕を持ち、背中を丸めることで背骨を伸ばします。
吐く息で内ももやもも裏を寄せて内臓を肋骨の中にしまい込むように引き上げて丸めたまま前屈します。
「背中を丸めずに…」というやり方よりももも裏の突っ張り感が軽減されませんでしたか?
こちらのやり方の方が前屈がしやすくなります。
これは「内ももともも裏を寄せる」という筋肉を使っているからです。
【もも裏が突っ張るのは伸ばされれる力よりも縮める力が弱く、伸ばされる力に負けてしまうから。】
前屈するともも裏が突っ張る…と言いう方は坐骨の辺りが突っ張ると思います。
なぜそうなるのか?…それはもも裏の筋力が低下していいて使えていないからです。
筋肉は使いすぎると硬くなりますが、使われなくても硬くなります。
坐骨の辺りのもも裏が使えていないとその部分が硬くなり、縮める力が弱いため伸ばされる力に負けてしまいます。
その結果「痛くてムリ!」となってしまうのです。
「内ももともも裏を寄せる」というのは内ももともも裏の筋肉を収縮させているということです。
縮める力が強くなるので伸ばされる力に負けずに伸ばすことができ結果的に前屈がやりやすくなるのです。
つまり「もも裏や内ももの筋力をつける」ことが必要なのです。
【このトレーニングをすれば前屈を快適に行うための筋力・柔軟性が身につきます。】
次の動画は内ももやもも裏の筋肉を「伸ばしながら縮める」というトレーニングです。
これをやることで前屈がやりやすくなります。
踵の内側どうしを寄せて付け根に近い内もも・もも裏に力を入れ、肘と膝で押し合います。
膝をつま先より前に出さずに鼠径部を後ろに引きます。
へそ下(下腹部)とみぞおちを天井方向に引き上げて、背中・腰を丸めます。
そのまますねが垂直になるようにお尻を後ろに引き、内もも・もも裏・下腹部に力を入れたままお尻をアップダウンします。
この時内もも・もも裏は伸ばされますが、それに対して引き寄せることで内もも・もも裏を収縮させます。
付け根に近いもも裏や内ももが辛い…という感覚があればOKです。
これができれば最後のように長座前屈も楽にできるようになります。
●前屈ができない
●股関節が硬い
●体が重く動かしにくくあちこち痛みがある
という方は付け根に近い内もも・もも裏が使えていない方が多いです。
そこが使えないと前ももやお尻の外側で頑張ってしまうので股関節が硬くなります。
この動画のようなトレーニングをして付け根に近い内もも・もも裏を使えるようにすれば前屈がやりやすくなります。
オンライン体幹トレーニングではこのようなトレーニングを行っています。
オンライン体幹トレーニングの詳細については下記のブログ記事をご覧ください。
オンライン体幹トレーニングのご案内 | ヨガ・トレーニングで体を変えるスペシャリスト若月政弘のブログ (ameblo.jp)
オンライン体幹トレーニングの体験会を行います。
オンライン体幹トレーニング体験会
2/23(金㊗) 17:30~19:00
zoomによるオンラインにて行います。
参加費1100円
(※体験会後に継続参加を申し込んでくださった場合は返却します。)
尚、体験会の日は都合が悪いという方は通常の体幹トレーニングクラスに体験参加をすることも可能です。
(月)(水)(金)5:30~6:30
(火)(木)(土)8:30~9:30
(火)19:15~20:15
(土)(日)19:30~20:30
上記の中でいつでも可能です。
参加を希望される方はsararunarey@gmail.comまでご連絡ください。
オンラインクラスも行っています。
詳細の確認や申し込みはオンライン予約サイトをご覧ください。
自己啓発のためのヨガ・瞑想サロンTransforman (coubic.com)
また正しい知識を身につけたい方、正しい指導法を学びたい方は公式LINEへのお友達登録をお願いします。
体験会やワークショップ情報をお届けさせていただきます。