【「揺らす」ことが体を整える基本です。】

人間の体は半分以上は水です。
血液やリンパなどの液体成分の中に摂取した栄養分や酸素が取り込まれ全身を循環することで細胞に栄養分を運び
細胞から老廃物を受け取って体外に排出することで代謝を繰り返し「生命」を維持しています。
その循環が悪くなれば代謝が悪くなり体の機能が低下し、老化が進みます。
循環が悪くなってしまう原因は体が硬くなってしまうこと。
体が硬く動かしにくなれば筋肉の収縮によるポンプ作用も弱くなり循環が悪くなります。
筋肉のポンプ作用を使わなくても、コップの中に入っている水がコップを揺らすと動きだすように
揺らすことができれば循環は良くなりますが、体が硬くなると「揺らす」ということができなくなります。
揺らすことができなくなると循環が悪くなり老化が進行してしまうのです。
【揺らすことができなくなるのは皮膚や皮下脂肪が硬くなるから。】
次の動画のように「肩を揺らす」ということをやってみましょう。
こぶしの位置を動かさず鎖骨の中心から鎖骨・肩甲骨を動かして揺らします。
このように揺らせるためには皮膚や皮下脂肪がつまめることが必要です。
次の動画のように太もも前側をつまんでみてください。
皮膚や皮下脂肪がつまめない、つまむと痛い…という方は皮膚や皮下脂肪を固めることで体を支えようとしています。
筋膜は「第二の骨格」と呼ばれます。
骨を本来あるべき位置に保つ筋肉が機能しなくなると外側でつながって全身を覆っている
皮膚や皮下脂肪を固めることで体を支えようとします。
関節は骨と骨を引きつけることで安定し、骨を本来あるべき位置に保っています。
ところが骨と骨を引きつけるために使うべき筋肉が使われていないと、
外側の皮膚や皮下脂肪を固めることで関節を安定させるのです。
わかりやすい例を片足の前屈で説明します。
次の動画のようにやってみてください。
この動画のように大腿骨を股関節に引きつける筋肉が使われていないと前屈がやりにくくなるし、
股関節に引きつける筋肉が使われていると前屈がやりやすくなります。
肩関節で言うと上腕骨を肩甲骨に引きつける筋肉が使われていないと首や肩周りの皮膚や皮下脂肪が固まり
肩を揺らすことができなくなるのです。
骨を関節に引きつけて安定させるために使うべき筋肉をトレーニングすることで
皮膚や皮下脂肪が固まらなくなり、揺らせるようになります。
【体を硬くしたくないのなら、揺らせるようになりたいのなら関節を安定させるために使うべき筋肉を鍛えることが必要。】
動画のように大腿骨を股関節に引きつけるために使うべき筋肉を強化するトレーニングをすることで
皮膚や皮下脂肪が固まらないようになります。
股関節のみならず骨と骨を引きつけて関節を安定させる筋肉は「インナーマッスル」と呼ばれますが、
そのインナーマッスルが使えないと外側のアウターマッスルを使って関節を安定させようとするので体が硬くなります。
オンライン体幹トレーニングでは骨と骨を引きつけて関節を安定させるインナーマッスルを鍛えることができます。
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