【膝で体を支えるクセがつくと膝痛・腰痛になります。】
膝や腰が痛くなる原因はいろいろありますが、「股関節で体を支える」ことができなくなると膝や腰が痛くなります。
「股関節で体を支える」とは「股関節を支点にして脚を動かす」ということですが、
それができないと「膝関節を支点にして脚を動かす」ようになります。
このことを歩き方を例にとって説明すると次の動画のようになります。
・膝を支点にした歩き方
主に膝から下だけで脚を動かす動かし方。
太ももが体の前側でしか動かないので太もも前側を中心に使う足の使い方になります。
・股関節を支点にした歩き方
太ももの付け根から脚を動かすようにして歩く。太ももをお尻よりも後ろに引き
後ろ足で蹴る力で体を前に送り出すので太もも裏やお尻を使う歩き方になります。
股関節を支点した体の使い方ができなくなると太もも前側に頼った脚の使い方をするようになります。
太ももの前側に頼った体の使い方をすると太もも前側が疲労して硬くなります。
太もも前側の筋肉のひとつ外側広筋はお尻の外側とつながっていますのでお尻の外側も硬くなります。
また、大腿直筋は股関節と膝関節にまたがってついていますので、股関節と膝関節が詰まってしまい
膝が曲げにくくなるし、股関節が硬くなります。
それが膝痛や腰痛を引き起こします。
膝や腰が痛くなると整体やマッサージに行って緩めてもらおう…と考えますが、
このような体の使い方を修正しないとその時は体は楽になりますが、また数日すると痛みに悩まされるようになります。
慢性的な痛みに悩まされないようになるためには「股関節を支点にした脚の動かし方」を身につけることが必要です。
次の動画のようにやってみましょう。
股関節を支点にした脚の動かし方ができていれば太もも前側やお尻の外側で頑張らなくても支えることができます。
・ローランジ(前足すねが垂直、後ろ足裏垂直、坐骨平行にします)
・尾骨を引き込み下腹部に力を入れて後ろ足の太ももと体が一直線になるように体を前に倒してキープします。
・前足の太ももの高さを変えずに後ろ足の膝を伸ばしてキープします。
ここで使うべきなのは太ももの骨を股関節に引きつける「腸腰筋」「ハムストリングス」「内転筋」「大殿筋下部」です。
この筋肉が使えていないと太ももの前側やお尻の外側に力を入れて支えようとするのでだんだん辛くなってきます。
特に太ももも裏側が弱くなるとどんどん「脚を後ろに引く」歩き方ができなくなります。
太ももの裏側は内ももと連動するので内ももも弱くなります。
太ももの前側が硬くなるので膝が伸ばせなくなり、
内ももが弱くなるので脚と脚の間が広がり、
頭や腕の重さを支える筋力が低下するので猫背・円背姿勢になります。
膝や腰が痛くなるのはあたりまえ…と言えます。
好きなことをしようと思っても自分の脚で歩けなくなってしまったらやりたいこともできなくなります。
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