今日は、長野に来て11年一緒に暮らしていた祖父の命日でした。
今日は何かの日だった気がするも
思い出せずにいましたが
夕方母に会って思い出し
美味しいものでもお供えしようとスーパーに入ったら
目の前に散々お世話になったヘルパーさんが。
ちょっと笑ってしまいました。(思い出したよ、おじいちゃん
巨峰を愛して、それはそれは美味しい巨峰を作っていた祖父は
弟子である夫の巨峰が一段落して
次の作業までほんの少し休めるそのタイミングで亡くなりました。
今はこのバラバラな粒が、大きくなった時に逆三角形になるように
一番下を切り落とし上の方も落とす作業中。
全部で15段くらいにしていきます。
花が咲くまでに。時間との戦い。
大雨が降っても黙々と。
亡くなるのが数日前でも、数日後でも、
その年の巨峰は全滅だったかもしれない
そんなピンポイントのタイミングで逝った祖父。
人も自然の一部なんだと改めて思った出来事でした。
広島生まれの広島育ち。
長野にも農業にも縁もゆかりもないサラリーマンだった夫に農業を教え
息子たちに将棋を教え、色んなギフトを残していってくれた祖父。
そんな今日の夜
ラインセッションのクライアントさんが
なぜか巨峰を送った時に私が入れたメッセージカードを写メしてきてくれました。
スーパーで出会えたヘルパーさんも
おじいちゃんの巨峰を愛してくれている人も(今は夫が作っているけれど)
わざわざ今日という日に登場するこの不思議。
繋がってますね。
今年も秋になりましたら、OKADA FARMの巨峰を、どうぞよろしくお願いします。